今更どうこういうほどでもないが、出雲の国は神在月に突入である。あ、
一応旧暦ね。そのあたりが複雑なのだが、神迎えをする神社によって
新暦だったり旧暦だったりするのである。今年の場合、出雲大社の神迎え
が11月14日なので特別遅くはないが、世間の印象からすると遅いのかもし
れない。年によっては神様がお帰りになるのが12月の頭だったりするから、
悩ましいところではある。
以前どこかで書いた気がするが、神様がおられる間は歌舞音曲を控え、静
かに過ごすのが習わしである。今どきは普通に神楽やってますけどね…。
さて、今年は「神在月のこども」というアニメ映画が上映されており、
立場上見に行かにゃならないという謎の使命感も手伝って、ちょっと
見に行ってきました。あっという間に夜の上映がなくなってしまい、
時間をひねり出すのに苦労するというオチも付きましたが…
評価が難しいというのが率直な感想。エンターテイメントに振り切って
いる「ヤマト2205」を見たあとだから仕方がないのだけれど、あまり抑
揚がないまま淡々と進むので、おじさんはちょっと醒めた感じで見てお
りました。子供向けだと言われると、こんな感想は無粋なんでしょうけ
れど、感動的でも感情移入できる展開でもなかったですね。
途中から
「なんでこの監督は、今これを作ろうと思ったんだろう?」
とか考えだしたら、集中して見られないわねえ。だめだな、ワシ。
ということで、「普通にいい映画だと想いますよ」くらいしか言えません。
ちょっと気になって、美保基地を覗いたらこんなでした。
新しいKCはかなり色が濃くなりましたので、一段と実戦色が強くな
りました。このときはまだレジや国籍表記にマスキングがかけられて
いましたが、先日無事?剥がされたようです。現在は真っ赤な日の丸
マークの611番になっています。