多分 出費を考えるからだろう が
バッキーは これと言って
のめり込むような趣味を持っていない。
ゴルフは特別な催しがある時のみで
ゴルフクラブへのこだわりもなく
弟のお古で済ませている。
子供の頃の一つの楽しみ に
釣りがあったようだが
男たちが 釣り旅行に行くと聞いても
参加したことはない、、、、。
そんな バッキーが カメ君とけいちゃんを連れ
釣りに行った所、
すっかり 釣りの虜になったカメ君、、、。
彼の強い願いに押され 水曜日
近所の池に釣りに行った。
釣りが嫌いな私は
全く その知識がない。
"何のヘルプも出来ないからね、、。" と
2人にそう念を押し 出かけた。
" Let's buy some worms " と
餌にするミミズを買いに行こうと言うと
"そうだ そうだ ベイツ (baits )が必要だ。" と
言うカメ君の素振りに
ムンムンと
興奮度が 上昇していくのが感じられる。
"町のガソリンスタンドで売られている"
と言う釣りの餌 (baits)は
小さな冷蔵庫の中に保管され
Nightcrawler(ミミズ )と書かれた
発泡スチロールの小さな箱の中に
土と一緒に
12匹のミミズが入っていた。
驚いた事は
あのけいちゃんが
素手で生きたミミズを掴み
大きなものは 指でちぎって
フックにつける、、、、、、。
キャッチした魚はフックからはずし
水に戻すのだが
その作業も
全て 自分たちで済ませてしまい
まだ 数えるほどしか釣りに行っていないのに
ここまで 教えたバッキーと床屋のジェイク君には
脱帽
夕飯の前の おやつは
ざるそば
