「風に立つライオンの武士道」

2006年03月28日 | 出来事
今夜は、さだまさしさんの歌「風に立つライオン」のモデルとなった県立日南病院院長の柴田先生ご夫妻とご一緒に食事をさせていただきました。(柴田先生に関しては以前いつきコラムでも紹介させて頂いております。)

先生とは一年半前に初めてお会いして、その時からなぜか評価していただいて今日に至ってます。数時間に渡りじっくりとお話しをさせていただいたのは今日が初めてでしたので、大変楽しい時間を過ごせました。そして、今後のアドヴァイス等も沢山頂きました。(今までは長くても30分程度でしたので・・)

先生は、県の関係者や同じ病院で一緒に働いていらっしゃる多くの医師やスタッフに惜しまれながら、今月一杯で退任されます。退任される理由は、ここでは詳しくは述べませんが、院長としての責任を取るという事です。誰も責任を取りなさいと批判する人がいない中で、それどころか慰留を進められてた中でご自身で腹を切って責任を取られる姿に私は風に立つライオンの「武士道」を強く感じました。

会食の席で若手医師の方とお話しする機会があり、民主党の永田議員の責任の取り方について言及されました。「多くの国民は、腹を切れ!と望んでるのではないか?」。新聞等の世論調査を見てみますと、実に70パーセント以上の方が今回の民主党の対応に不満を持っていらっしゃいます。国民に対して間違った情報を与え、そして不手際な対応をし、それらに対して多くの国民が不信を持たれている現実がある。それらに対して、どのように責任を取るのか?「武士道」を持ってるか、持ってないかで責任の取り方が変ってくるんだと私は思います。今回の永田議員のメール問題と、柴田先生の退任に絡んで、その若手医師は「柴田先生は、サムライですよ。」と言われました。

私も風に立つライオンの侍魂を少しでも譲ってもらい、自らの武士道を確立し、己に磨きをかけていきたいと思っています。柴田先生は、「いつきさん。私は運がいいから、いつきさんにも運を分けてあげるからね~。」と言われてたので、その運も頂こうと思っております(笑)。

先生と別れる間際、先生は僕の肩を握って、「いつきさん、信念を持って、それを通しなさい。」と言われました。その言葉を肝に銘じて今後の活動に励んでいきたいと思っております。本当に、今夜は素敵な夜を過ごさせていただきました。