「動く目安箱」

2006年03月07日 | 政治
先程帰ってきました。何をしてたかといいますと、市内を歩いてました。
「え?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これも活動の一環です。

日南市で「1円玉ください」という旗を掲げて、ひたすら歩いてる82歳の辻稔種さんという老人がいらっしゃるんですが、辻さんと一緒に歩いてました。僕は民主党の旗を掲げて歩きました。

辻さんは何度か選挙に出馬されていて、その旅に選挙カーでまわるのではなく、旗を持って歩いてるだけです。特別何かを訴えるわけでもなく、お願いをするわけでもなく。その手法の良し悪しは別として、この「旗を持って歩く」という行動に活動での可能性を感じました。選挙に王道はないと言われてますが、これも取り入れて活動を行なっていきたいと思っております。

*「1円玉ください」・・・これは1円玉募金といって、日南市に何か不測の事態が起こった時にパッと用意できるお金を貯めておこうという募金です。目標額は1億円です。辻さんが一人で歩いて今では15万円も集めてます。)

僕が、なぜ歩いたかといいますと、「民主党」そして「外山いつき」という名前の宣伝もありますが、住民の生の声を聞けるからです。街頭演説や個別訪問では、どちらかというと私の方からメッセージを有権者に送ることになりますが、「旗を持って歩く」と住民の方から私に対して何らかのメッセージを発信していただけます。どちらかといえば「動く目安箱」のような感じで住民が何を求めてるのか本音で不特定多数の意見を聞ける事が、この「旗持ち歩行」のメリットであります。

よく選挙中に旗をもって隊列をくんで歩くことを「桃太郎」といいますが、それとこの「旗持ち歩行」はちょっと意味合いが違います。何かネーミングをつけないと。何がいいですかね?(笑)

民主党の旗を持って歩いてると、すれ違う方々が「なんだろ?」という感じでみてきます。運転中の人も・・・。中には手を振ってくださる方もいらっしゃいます。何キロも歩くわけですが、歩く間に辻さんの中継基地となる方の家にも挨拶にいくと「あなたが外山さん?実物を初めてみた。」とか「芸能人の誰だったかね~、誰かに似てるって有名よね。」(一体、誰なんでしょ・・・・。)、とか「外山さん、あんたに会いたかった。あんたみたいな若い者が、頑張っていかんといかん!」と励まされます。

僕の予定では色々な方にメール問題に関して、民主党の対応におしかりを受けるかと思ってたのですが、誰一人何も言われませんでした。昨日、地元の民主党関係者と「時期が悪い。今はじっとして耐えていこうや」と昨日話し合ったばかりなんですが・・・。

数日間、試験的に歩いてみて、今後の活動に定期的に組み込んでいこうと思っています。最初は日南地区限定で歩きますが、もし見かけたら声をかけてください。