なると車のヘッドライトが自動で点灯する「オートライト」の搭載を、2020年4月以降に売り出される
新型車からメーカーに義務づけることを決めた。日没前後の「薄暮」の時間帯に多発する高齢の歩行者
らの事故を減らす狙い。10月に、道路運送車両法に基づく車の保安基準を改正する方針だ。
オートライトは、車に搭載されたセンサーが明るさを感知し、自動で点灯、消灯をするもの。
日本自動車連盟(JAF)の調査によると、国内ではすでに約3割(14年8月時点)の車にオートライト
が搭載されている。ただこれらはドライバーが手動で点灯・消灯を選択もできる。新基準では、
昼間や停車中は手動で点灯・消灯できるが、夜間走行中は強制的に自動点灯され、自分で消すことはできなくなる
国交省は、晴天の日の日没15分ほど前の明るさにあたる1千ルクス未満になると、2秒以内に点灯するように
義務づける方針。国際的にも安全運転に十分な明るさとされる7千ルクスを超えたら、5分以内に消灯する。
1千~7千ルクスで点灯するかどうかはメーカー各社の判断に任せるという。
詳細は10月に改正する車の保安基準で規定する方針だ。20年4月より前に発売された車には適用されない。
新型車からメーカーに義務づけることを決めた。日没前後の「薄暮」の時間帯に多発する高齢の歩行者
らの事故を減らす狙い。10月に、道路運送車両法に基づく車の保安基準を改正する方針だ。
オートライトは、車に搭載されたセンサーが明るさを感知し、自動で点灯、消灯をするもの。
日本自動車連盟(JAF)の調査によると、国内ではすでに約3割(14年8月時点)の車にオートライト
が搭載されている。ただこれらはドライバーが手動で点灯・消灯を選択もできる。新基準では、
昼間や停車中は手動で点灯・消灯できるが、夜間走行中は強制的に自動点灯され、自分で消すことはできなくなる
国交省は、晴天の日の日没15分ほど前の明るさにあたる1千ルクス未満になると、2秒以内に点灯するように
義務づける方針。国際的にも安全運転に十分な明るさとされる7千ルクスを超えたら、5分以内に消灯する。
1千~7千ルクスで点灯するかどうかはメーカー各社の判断に任せるという。
詳細は10月に改正する車の保安基準で規定する方針だ。20年4月より前に発売された車には適用されない。