帰るなら今年が最後」…日本復帰の黒田に聞く 2015年2月16日18時46分 スポーツ報知

米大リーグのヤンキースから８年ぶりに広島に復帰した黒田博樹投手（４０）が１６日、
広島市内のホテルで入団会見に臨み「カープに帰ってくるとしたら今年しかない」と、決断の理由を明かした。
集まった約１５０人の報道陣に驚きを隠さなかった黒田は、笑みを交えながらも、しっかりと言葉を選んで答えた。
◆黒田に聞く
―米大リーグに残らず、広島に復帰した。
「メジャーのハードなスケジュールの中、４０歳でチームの期待に応えられるかなど考えた。年齢を含め、カープに帰るなら今年が最後かなと」
―今のチームの印象。
「若い選手が主力となって戦っている。中に入ってみて、自分の役割をつくっていければいい」
―緒方監督は開幕投手に前田を指名している。
「彼がやるべきだと思う。妥当なこと。僕自身は結果を残したといっても米国なので。
米国でできたから日本でできるという世界ではない。（開幕投手に）そんなにこだわりはない」
―あと１８勝に迫っている日米通算２００勝は。
「現時点ではそこまで意識はない。その時になってみないと気持ちは分からない」
―先発としては２桁勝利が一区切りか。
「ローテで回る以上は最低限２桁したい。けど、勝ち負けはいろいろな要素が絡んでくる。一番は１年間ローテを元気に回らないといけない」