25日、中米グアテマラで、CBPの拘束後に死亡した同国出身の女児ジャクリン・カールさんの葬儀が執り行われた=ロイター・共同
【ニューヨーク=赤川肇】米税関・国境警備局(CBP)は二十五日、メキシコ国境付近で拘束した中米グアテマラ出身の男児(8つ)が
死亡したと発表した。CBPが拘束した子どもの死は同国出身の女児ジャクリン・カールさん(7つ)に続き十二月に入り二人目。米メディアが伝えた。
AP通信によると、父親と一緒に南部ニューメキシコ州の収容施設にいた男児は二十四日、病気の可能性があるとして病院で風邪と発熱と診断されて
薬を処方された後、施設に戻された。しかし同日夕に嘔吐(おうと)などの症状で再び病院に搬送され、数時間後に死亡した。
CBPは男児の身元や拘束の経緯を明らかにしていない。父親と不法入国して拘束されたカールさんの遺体は二十四日、埋葬のため故郷に戻されたという。
トランプ大統領が公約に掲げる国境の壁の建設費を巡り米議会の与野党対立が続き、政府機関の一部閉鎖が続いている。
幼い子どもの相次ぐ死を受け、不法移民に対する強硬な政策に批判が高まりそうだ
【ニューヨーク=赤川肇】米税関・国境警備局(CBP)は二十五日、メキシコ国境付近で拘束した中米グアテマラ出身の男児(8つ)が
死亡したと発表した。CBPが拘束した子どもの死は同国出身の女児ジャクリン・カールさん(7つ)に続き十二月に入り二人目。米メディアが伝えた。
AP通信によると、父親と一緒に南部ニューメキシコ州の収容施設にいた男児は二十四日、病気の可能性があるとして病院で風邪と発熱と診断されて
薬を処方された後、施設に戻された。しかし同日夕に嘔吐(おうと)などの症状で再び病院に搬送され、数時間後に死亡した。
CBPは男児の身元や拘束の経緯を明らかにしていない。父親と不法入国して拘束されたカールさんの遺体は二十四日、埋葬のため故郷に戻されたという。
トランプ大統領が公約に掲げる国境の壁の建設費を巡り米議会の与野党対立が続き、政府機関の一部閉鎖が続いている。
幼い子どもの相次ぐ死を受け、不法移民に対する強硬な政策に批判が高まりそうだ