発達中の低気圧の影響で、大荒れの天気となった北海道は大雪や吹雪の影響で、路面状態が悪くなり、北海道各地で事故が相次ぎました。
北海道は12月6日、発達中の低気圧の影響で全道的に大荒れの一日となりました。
6日午後5時までの24時間に降った雪の量は、層雲峡で33センチ、美瑛町で32センチなどと、上川地方を中心に大雪となっています。
札幌市でも15センチの積雪を記録する、1ヶ月ぶりの大雪となり、午後からは吹雪となりした。
記者:「午後になり、急激に風が強まり、店舗の旗がバタバタと大きく音を上げています」
市民:「最悪です。突発的に吹雪がくると迷惑ですよね」「ひどいですよね。風が大変です」
この雪の影響で、北海道では交通事故が相次ぎました。
札幌市周辺の高速道路では、6日朝から路面凍結や、シャーベット状の雪によるスリップが原因とみられる単独物損事故などが、19件発生し通行止めが相次ぎました。
6日午後6時現在も、道央自動車道や道東自動車道の一部で通行止めが続いています。
JAF札幌支部によりますと、札幌市内などでは、6日の一日で324件の出動要請があり、このうち、事故は36件となっています。
札幌市では6日午前中、プラスの気温となり、路面はグチャグチャの状態でしたが、午後からは氷点下まで下がりツルツル路面で滑りやすい状態になっています。
7日まで、転倒やスリップに注意が必要です。