おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(5月7日)でゴールデンウィークが終わりました。
私は3日だけ研修を担当し、その他の日は、今日から始まる14日間連続の研修の日々に備えていました。
じっくり英気を養えたので、心身ともにとても健康です。
さて、4月10日のヒューマン・ギルドの設立38周年の前後からずっと、「もしもう一度ヒューマン・ギルドを起業し始めるとしたら?」とずっと考えていました。
おそらく小さく始めて、人件費、賃借料などをできるだけ低く抑えて、SNSを駆使しながら展開することでしょう。
そんな『私がもう一度ヒューマン・ギルドを創業するとしたら』の考えにとてもマッチした本の紹介です。
山口朋子さん(株式会社アップリンクス 代表取締役、、女性のためのネットスキルアップ塾「彩塾」代表)と山口拓朗さん(株式会社アップリンクス 取締役、山口拓朗ライティングサロン 主宰・代表)の本です。
山口ご夫妻とは4月6日にランチ、5月1日にディナーをご一緒し、急接近しました。
そのお2人からいただいたのが『オンライン起業の教科書』(山口朋子著、日本実業出版社、1,650円)と『NEWフリーランスの稼ぎ方』(山口拓朗著、明日香出版社、1,650円)です。

独学でホームページ制作を学び、2001年からインターネットを活用したビジネスを本格的に始める。
2008年より、好きなことで起業したい主婦のITスキル向上を目的に、ネット集客について学ぶ「彩塾」を主宰。
セミナーやコンサルティングを通じて、15,000名以上の起業にかかわる。
こんな山口朋子さんの活動の根底にある、最も大切なのは、「相手が望むものを提供できる相手想い」と「おわりに」に書いてある言葉が私にガツーンと一発食らわしてくれました。
確かに『オンライン起業の教科書』のタイトルのとおり
・Part1 オンラインであなたの可能性を見つけて、おウチ時間にゼロから起業!
・Part2 月3万→10万円……コンスタントに売上を伸ばす!
・Part3 オンラインで「仕組み化」して売上を加速させる!
の構成からすると、ゼロから1に至る起業のノウハウブックのようでもありますが、山口朋子さんからは徹底的に「相手想い」がこの本から伝わってきます。
一方、『NEWフリーランスの稼ぎ方』は、一般のフリーランスが特定の企業を雇用契約を交わすのではなく、案件ごとに自由に契約できるスタイルの働き方を意味します。
ところが、山口拓朗さん の提唱するNEWフリーランスは、「仕事を請け負う」+「CtoC型サービスを提供する」のハイブリッド型です。
山口拓朗さん ご自身が出版社を退職してしばらく、一介のフリーライターとしての請負仕事から脱皮する転機をもとに「伝わる文章の書き方」の専門家に至ったプロセスをなぞっていますので、とても説得力があります。
特に私は中小企業診断士の立場から第4章の「稼ぐためのSNSの利用法」が参考になりました。
起業・起業支援のためにとても参考になるどころか、これからのヒューマン・ギルドのために大いに活用したくなりました。
この2冊の本の共通点は(1)借りものではなくお2人の実体験に基づいていること、(2)オンライン起業やNEWフリーランスのためのノウハウブックに留まらず「仕事と人生の可能性を広げる生き方の本」であることです。
私は『私がもう一度ヒューマン・ギルドを創業するとしたら』と考えながら、もっともっと山口夫妻から学びたい心境にあります。
それだけ魅力溢れるお人柄のご夫婦の多くの本の中の一冊です。
セットでお読みになるのをお勧めします。

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<お目休めコーナー> 5月の花(7)
