アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨晩は左手の包帯を解いて、妻と共に仏前で左手の壊死している指の1本1本に感謝しつつ、お経を唱えながらお別れの儀式をしました。
・母の乳房に触れた指
私は小学校1年生まで毎晩、母親の乳房をまさぐっていました。
・真新しいグローブに差し入れた指
私は長島選手に憧れ小学校4年生から中学3年生まで野球少年であり続けました。
・本のページをめくった指
私は中学2年生から読書好きになりました。
時は大きく隔たり
・子どもたちの入浴時、首を支えた指
子どもたちのお風呂入れは私の役割でした。
・おしめを替えた指
子どものおしめをうんちの時以外はかなり替えました。
・研修講師としてボディーランゲージに使った指
数字やトレンドを示すとき、必須でした。
・68冊の本を書くためにパソコンのキーボードを打った指
本の大半にパソコンは不可欠でした。
数えあげればキリがありません。
今後は、ほとんど取り戻すことができません。
23日にはその何本かと物理的にお別れいたします。
でも、喪うものだけでなく、残された部位の有難さを感じます。
今まで本当にまでありがとう。
そんな気持ちを込めて妻と一緒に小さな追悼式を行いました。
今日はこれから「人生100年時代 元気に生きなきゃ、もったいない!! アクティブに生きるコツ」のシンポジウムで以下のスライドを使って決意表明をします。
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<お目休めコーナー>4月の花(16)