おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
1か月先の1月26日発売の『超訳 アドラーの言葉』の表紙が正式に決まりました。

Amazonでは早くも「ただいま予約受付中」となっています。
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さて、発売までの1か月の間に本に書ききれなかったこの本のエピソードを何回か書いておこうと思います。
まずは、「はじめに」(「まえがき」のこと)についてです。
私は編集者の依頼に応じて次のような文章で書き始めて8,000字の原稿を書きました。
40年も前からアドラーに恋をし、アドラーと共に過ごしている私の総決算の意味でもこの仕事を引き受けようと決意しました。
そこで、この長い「はじめに」では、次の4つに絞って誤解・曲解されているアドラーでもなく、人間アドラーを浮き彫りにするかたちでアドラーの本質をまとめてみました。
1.誤解・曲解され続けているアドラー
2.人間学としてのアドラー
3.実践学としてのアドラー
4.預言者としてのアドラー
(以下略)
ところが、編集者からは完全なダメ出し。
理由は論文調で、読者に伝わりにくくビジネス本にはマッチしないということでした。
編集者から書き直されてきた文章は、とても分かりやすい内容になっていました。
でも、です。
一昨日私に届いた再校の文章は、ディスカヴァー・トゥエンティワンの超訳シリーズのベストセラー作りの編集者や若手の方の意見を踏まえて、大幅カットや修正。
「読者のためにここまでやるのか」との思いを、ポジティブに抱きました。
それもそのはず、ディスカヴァー・トゥエンティワン内の編集部門だけでなく営業部門も協力し合って2月7日のアドラーの誕生日の前に発刊すべく、さらにはベストセラーにしようという機運が盛り上がっているからだそうです。
とてもありがたい出版社です、ディスカヴァー・トゥエンティワンさん。

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