アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月19日)は来週の月曜日(4月26日)と水曜日(4月28日)に行うオンライン企業研修のプレゼン資料と配布資料を完成させました。

この仕事がひと段落したところで今週土曜日(4月24日)オンライン開催のアドラー心理学ベーシック・コースの初日の資料の仕上げに取り掛かれます。

集合型の研修をオンライン研修に組み立て直すのは、そうそう簡単なものではなく、新たな講座を作り上げるくらいの気構えが必要です。

また、ありがたいことに40名以上の受講者がいらっしゃるので、講座展開面でもきめ細かい設定が必要です。

番澤清美さん という超ベテランがオンラインの主力スタッフとして控えて、その他に3人がサポートしてくださります。

本日で申し込みは締め切りますので、これからオンラインで受講を希望される方は、次のコースにお申し込みください。

◆オンライン開催平日6日間コース 
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/859
日程:7月16・30日、8月6・20日、9月3・17日 金曜日 13:15~17:15


さて、本日のメインテーマです。

私は日本経済新聞の月曜欄に大野裕先生(認知行動療法研修開発センター)の「 こころの健康学」を必ず読んでいます。

4月19日(月)には、「つらいときは『手立て探し』を」として、コロナ禍において【原因探し】からとかく「どうせ・・・・」と無気力になる状態の自責の念に代わる、「どうすれば問題に対処できるか【手立て探し】を提唱されています。
https://www.nikkei.com/article/
DGKKZO71076090W1A410C2TCC000/

一部を引用すると、このようです。

「学習性無力感」は、努力をしても失敗体験が続くと、自分の力のなさを感じて「どうせ何をやってもダメだ」と考え無気力になる状態だ。
そのような心理状態になると、それ以上工夫したり努力したりしなくなる。

(途中略)

そのときにはこころや体が辛くても、対処する手立てが見えてくると、心身が軽くなる。
その間は工夫を続けることが大事だが、そのときに、なぜこうなったのかと「原因探し」をしすぎると、自分や周囲を責める気持ちが強くなってつらくなる。
気づいたときは、どうすれば問題に対処できるか「手立て探し」をすると良い。


今日大阪府、明日兵庫県が緊急事態発令を政府に要請し、東京都でも週内にもと検討され、「コロナ疲れ」の私たちには「またか」との思いが強まり、学習性無気力に陥りがちです。

しかし、アドラー心理学の目的論に立って、「悪いのは誰か?」に進みがちな【原因探し】よりも、もう一度「私たちに何ができるか?」の発想に基づく【手立て探し】で対応することが求められています。

研修でコロナに感染した人は極めて稀です。
圧倒的に飲食です。

ヒューマン・ギルドでは、連休中も含めて【手立て探し】をしながら、万全の対応をしながら研修を行います。

安心してお越しいただける場所を提供しています。

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