おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
一昨日(1月19日)のことです。
「もしもし、私は今、産経ビルの並びの日経本社前にいるつもりなのでのですが、工事中です。今日の講演会の会場はどこですか?」
「大手町の日経本社内です」
「私は、以前の日経本社の前に来たのですが、どこかに移転しているのですね?」
1時から始まる講演会に間に合うよう12:45に現地に来た私は、講演の確認状をもとに主催者に電話していました。
私は、大手町の日本経済新聞社の3階の日経ホールに行こうとしていたのですが、あるべき場所は工事中で、どうやら私の知らない間に大手町内のどこかに移転してしまったようです。
「大手町の産経ビルがどこにあるかわかりませんが、日経本社は経団連会館の近くです」
大手町の産経ビルもわからないその人に私は、いらいらして言いました。
「大手町がよくわかるほかの人に代わるか、地図を用意するかしていただけませんか?」
結局私は、その人の地図を頼りに日経本社にたどり着きました。
このような話は、地理に関することだけでなく、私たちの現状と目標との間にも生じることです。
どこかに行こうとしても、現在地がわからなければ、電車にたとえれば、何線に乗ったら言いか見当もつきません。まず、どこを目指したらいいかも不明です。
コーチングなどで、よく目標に向けてリードすることがありますが、本人の現在の状況を理解しないで目標設定もありません。
まず、自分の現在地とそこにいる自分自身が目的地に向かうための十分な準備ができているかどうかが大事です。
なお、現在地から勇気づけながら目的地に向かうのを支援する方法については、W.B.ウルフの考え方を借りながら次回に説明します。
◎『図解 伝わる!ように「話せる力」』の書評(7)
原田綾子さん (Hearty Smile代表)が1月20日のブログ「ELMリーダートレーナー養成講座開催します」で2月18日、19日(土日)に原田さんが講師の1人を務められる第15期 ELM勇気づけトレーナー養成講座 のご紹介と共に拙著『図解 伝わる!ように「話せる力」』のことを次のように書いてくださっています。
この本は,勇気づけコミュニケーションのバイブルです。
見開き1テーマで書かれているので(左:文章 右:わかりやすいイラストで図解),とても読みやすいです。
シンプルだけど深い・・・。そしてすべての根底には「勇気づけ」が流れています。
この本をマスターすれば,ますます魅力的な人になれることでしょう^^
「あなたと話していると,心があたたかくなる」
「あなたの話は信頼できる!」
そんなふうに言われる「話せる力」が身に付きます。
私の講座の受講者さんの課題図書にしたいな~と考えております。
パパもママも,子どもにも家族でまるごと読んでいただきたいな,と思います。
私はもともと小学校現場にいましたが,こういう勉強したかったです・・・。
この本が職員室にあることが当たり前の学校,会社,家庭・・・
そんな日本になったらステキだなぁ。
ぜひご覧になってみてくださいね!
HeartySmileでもまとめて購入して,講座室の本棚に準備しておきますね!
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図解 伝わる!ように「話せる力」 岩井 俊憲 明日香出版社
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原田さん、ありがとうございました。
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