おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨晩(4月28日)は、カミさんと初台駅の改札で待ち合わせて、軽食をとってから東京オペラシティでドヴォルザークの曲を2つ聴きに行きました。
(東京オペラシティで)
曲目はチェロ協奏曲と交響曲第8番
アンコールは、ビゼーの『アルルの女 第1組曲』から「アダージェット」
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ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 |
ロストロポーヴィチ(ムスティスラフ),ドヴォルザーク,チャイコフスキー,小澤征爾,ボストン交響楽団 |
ワーナーミュージック・ジャパン |
(私が持っているCD)
指揮は阪 哲朗さんで、オーケストラは東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
チェロ協奏曲のチェロ演奏は遠藤真理さん
特筆すべきことは、列が最前列であったこと。
向かって右側の第2ヴァイオリンの前で、指揮者まで5メートル、チェロ奏者まで6メートルの距離でした。
(開演前に)
お陰さまでチェロの遠藤真理さんや指揮者の阪 哲朗さんの動き(時々コンサート・マスターも)がよく観察できました。
遠藤真理さんは、演奏中はとても表情豊かで、思わず眉をひそめたり、目を閉じたくなってしまいました。
まるで高校生のように若々しかったのですが、演奏が終わるとマイスターの顔でした。
私の席からは第2ヴァイオリンのスコアが観察できるのですが、楽譜が読めないのが残念でした。
それでも、阪 哲朗さんが第2ヴァイオリン奏者に向かって指揮を振ると、私も一緒に引き込まれてしまうようでした。
実は私は、ドヴォルザークの作品の中では、交響曲第8番が一番好きで、第3楽章の冒頭の緩やかなワルツの部分は、とても切ない気持ちになります。
トランペットのファンファーレから始まる第4楽章も大好きです。
管楽器、打楽器が見えない席でしたが、たまにはこんな席で鑑賞できたのは収穫。
ところで、3月11日の東北地方を襲った大惨事以来音楽から遠ざかって、テレビのニュースばかり観ていた自分に気づきました。
今、ドヴォルザークの交響曲第8番のCDを聴きながらこのブログを書いているのですが、心が豊かになります。
取り戻そう、この心の豊かさ。
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