おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
浅草の近くに行く用件があったので、足を伸ばして浅草寺(せんそうじ)に行きました。
一昨日(4月18日)の夕方のことでした。
遅咲きの桜が咲いていました。
金龍山浅草寺は、もともとが天台宗のお寺でしたが、昭和25年(1950)から聖観音宗となりました。
このような既成宗派からの独立はよくあることで、古くは清水寺。
薬師寺、興福寺と同じ法相宗に属していましたが、新法相宗になっています。
比較的最近では京都の鞍馬寺がそうで、こちらも浅草寺と同じ天台宗から独立して鞍馬弘教総本山となっています。
後者のことは、昨年11月13日のブログ 「京都紅葉狩り:貴船神社&鞍馬寺」 に書いています。
(五重塔)
浅草寺は、坂東三十三観音札所第13番としても知られ、年間約3千万人もの参詣者が訪れる、民衆信仰の中心地ですが、最近、外国人観光客がほとんどいないようで、閑散としていました。
私たちは、雷門から仲見世を歩いて本堂に行って、そのまま帰ることが多いのですが、この日、私は日頃訪れることのない場所をも歩いていきました。
鐘つき堂があるのも知りませんでした。
こんな手水も。
ましてや、神社(浅草神社)まであることはゆったり歩き回ったこの日まで知りませんでした。
浅草寺再発見の散策でした。
(クリックしてね)