アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

本当は、今日から3連休なのですが、なかなかお休みとは行きません。

バッハ/ブランデンブルグ協奏曲<全曲>
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス・バッハ管弦楽団
徳間ジャパンコミュニケーションズ

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今日も家でバッハの「ブランデンブルグ協奏曲」を聴きながら11月中旬PHP研究所から発刊の『心の雨の日の過ごし方』(仮題)の原稿の修正に励んでいます。

休みしか来られない人のカウンセリングも2件ほど引き受けることになりました。

さて、修正原稿の中に単行本に載せられなくなった二宮尊徳(1787―1856、江戸時代後期に「報徳思想」を唱えて農村復興政策を指導した農政家・思想家)の和歌を「私の好きな言葉」としてこのブログに残しておきます。

 この秋は 雨か嵐か 知らねども
     今日のつとめの 田草とるなり 


 

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当時の農業コンサルタントのような存在だった二宮尊徳は、先行きを心配しすぎて、「今、ここ」が疎かになっている人たちを尻目に、秋の訪れとともに雨が降ったり、嵐が来たりして稲がどうなるかわからないけれど、今やるべきことは、目の前の雑草を取り除くことが大切だということをじゅんじゅんと説いたのです。

二宮尊徳の和歌の精神を生かそうとするならば、足元をしっかりと固めて、自分の力ではどうにもならないことで心を乱されることなく、心の雑草を取って、自分でできることを地道にやるに限るようです。

 
今夕は、私の従兄弟の長男が今度結婚するフィアンセを連れてわざわざ栃木県から我が家に来てくれます。とても楽しみです。




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