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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.久しぶりに本の紹介です。

『サクッとわかるビジネス教養 マネジメント』(遠藤功監修、新星出版社、1,430円)

私にとって意表をつかれた本でした。
その理由は次の2つです。

・「マネジメント」というタイトルが付きながら経営管理の本ではない。

・部下を管理するための本ではない。

では、どんな本か?

監修者によれば「思い通りにいかないものを、どうにかこうにか『いい感じ』にし、成果を最大化するために必要なスキルこそがマネジメント」なのだと「はじめに」に書いてあります。

どんなことが対象になるのか?

・仕事をする環境をいい感じにする
・自分の体調をいい感じにする
・人間関係をいい感じにする
・仕事の役割分担をいい感じにする
・仕事の段取りをいい感じにする

となると、読者対象はビジネスの現場にいる人だけでなく「思い通りにいかないものを、どうにかこうにか『いい感じ』にし、成果を最大化したい人」にまで及びます。
自分自身を『いい感じ』にするために役立つ本でもあります。

マネジメントという概念を理解するのに役立つものとして「環境」「プロセス」「リソース」「感情」の4つ(「四元素」)を起点としてマネジメントの対象を「セルフマネジメント」」と「チームマネジメント」で体系づけます。

この本では「何をマネジメントするのか?」の観点からマネジメントの全体像を大きく「仕事に関する要素」と「人に関する要素」に分け、それぞれに3つの要素にまとめます。

「仕事に関する要素」・・・・時間(タイムマネジメント)、仕事(タスクマネジメント)、情報(情報マネジメント)

「人に関する要素」・・・・感情(エモーションマネジメント)、関係性(リレーションマネジメント)、期待値(エクスペクテーションマネジメント)

大半がイラストで描かれていて、イメージで伝わってくるのが魅力的です。

最終のChapter5の部分は「デジタル時代のマネジメント」。

リモート・ワークの現場で求められる意識改革についてもとても重要なヒントを提供してくれています。

私は今まで新星出版社刊行の『サクッとわかるビジネス教養』シリーズの『サクッとわかる ビジネス教養 地政学』 (奥山 真司監修)と『サクッとわかる ビジネス教養 行動経済学』(阿部 誠監修)を読んでとても役立っています。

 

そのシリーズの中の1つとして『サクッとわかるビジネス教養 アドラー心理学』がこの夏に私の監修で出せることをとても喜びとしています。


2.いよいよFacebook Live 【子どもの目が輝く! 自信の引き出し方】の開催が明日のお昼に迫りました。

日時:4月22日(金)12:15~12:50
ナビゲーター:渡辺歩実さん手賀総子さん

子どもの自信ややる気がぐいぐい伸びるアドラー流の関わり方をなんと今回無料で聴くことができます。

ご視聴はこちらの無料Facebookグループから
   ↓
自分の魅力が発見できる!【自分はじめLabo】
https://www.facebook.com/groups/1042292366342808
 
事前に参加していただくと通知が届きます。
(アーカイブ視聴もできます)

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<お目休めコーナー> 4月の花(19)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

川越のホテルにいます。
昨日と本日、上福岡のある学園で研修をしているためです。
このことについては、明日のブログに書きますね。

さて、以前読んでいた『アドラー心理学を深く知る29のキーワード』(梶野 真著、祥伝社新書、840円+税)を改めて読みました。

2015年3月発刊の本で、重版がかかっていないのが残念な本です。

本来は祥伝社から私に執筆依頼があったのですが、私は著者としてミネソタ・アドラー心理学大学院でしっかりとアドラー心理学を学んで帰国された 梶野 真さん を著者として推挙しました。

私があえて本書を推薦する理由は次の4つです。

1.新書でありながらアドラー心理学の理論書としてかなり体系的に書かれた本であること

2.内容に最近の北米地区で伝わるアドラー心理学が込められていること

3.ライフスタイルの「最優先目標」について詳しく書かれた本であること

4.参考文献がしっかりしていて、著者の梶野さんのひたむきさが感じられること

本書の構成は下記のとおりで、29のキーワードが明確です。

第1編「自分」とは何か
1、所属 2、共同体感覚 3、全体論 4、現象学 5、創造力
6、目標 7、ライフスタイル(最優先目標) 8、躊躇する態度
9、そうですね……とはいっても 10、克服 11、使用の心理学
12、勇気づけ 13、不完全である勇気

第2編「3つのライフタスク」とは何か
・仕事のタスク
14、貢献 15、器官劣等性 16、優越感
17、罪悪感 18、勇気
・交友のタスク
19、優越コンプレックス 20、軽蔑傾向
21、私的論理 22、相互尊敬・相互信頼 23、まるで……のように
・愛のタスク
24、協力 25、誕生順位
26、勇気をくじかれた子供の誤った目標
27、自然の結末と論理的結末  28、対人関係論 29、目的論


1,000円でお釣りがくる本ですので、お読みになることを強くお勧めします。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

新年に入って面白い現象があります。

夜中に見た夢が2日連続して課題の明確化、近未来のリハーサルにピッタリの夢だったのです。

◆アドラー心理学による夢に解釈は次のカテゴリーをご参照願います。

アドラー心理学による夢解釈講座

これからが本番。

1.読書欲がとても旺盛になって、2冊の本を読み終えました。

(1)『幸福学×経営学』(前野隆司・小森谷浩志・天外伺朗、内外出版社、1,650円)

前野隆司先生のお名前に惹かれて買い求めました。

しかし、前野隆司先生の書いていらっしゃることも参考になりましたが、私は第3章「これまでの経営学、これからの経営学」担当の小森谷浩志さんの書かれた内容に深く感動しました。

過去・現在・未来の企業の進むべき方向性がクリアになりました。

「幸福学」だけでもなく、「経営学」単独でもなく、2つのコラボがこの本の魅力を高めています。

全体を通して「ブラック企業」とは相反する「ホワイト企業」のあり方が鮮明になりました。

(2)『瞬読』(山中恵美子著、CBCreative、1,540円)

著者の山中恵美子さん (株式会社 瞬読 代表取締役)から12月6日にプレゼントしていただきました。

◆その時のいきさつは次のブログで

・2021年12月7日付けブログ clubhouseでつながったオモロイ人たちのけったいな物語

本は1月2日に読み終えました。

私は「速読」に類する本をかなり読みましたし、「速読法」もいろいろ試しました。

この「瞬読」は眼球訓練も不要、面倒くささもストレスも無縁、それでいて速読効果だけでなく集中力、記憶力、学力、運動神経のアップにつながるメソッドで、書かれた内容を実践するだけで相当の読書スピードと記憶力アップが確かになりそうです。

なお、2月6日(日)の5:00から彼女の主宰するclubhouseにゲスト出演することになっています。
早朝のやり取りが楽しみです。


2.昨日のことを2つほど。

(1)新年に入ってやたらお寺に惹かれています。

東光寺と高徳院にカミさんと一緒に新年のご挨拶に行ってきました。

人気が少なくてゆったりできました。

(2)昨晩21:00~配信のYouTubeアドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド ではアドラー心理学ベーシック・コースのことを永藤かおるさんがお伝え。

今年はヒューマン・ギルドの原点に立ち返って理論編のアドラー心理学ベーシック・コース と技法編の「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」をしっかりと講座展開していきます。

再受講もお勧めです。

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<お目休めコーナー> 1月の花(3)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(12月16日)は一昨日に続いて新潟の某金融機関の新任役職者の31名の研修を13:00~17:00に行いました。

2日間で62名の新任役職者にアドラー心理学に基づくリーダーシップとコミュニケーションを伝えられたことになります。


さて、株式会社平本式 の 平本あきおさん と慶應義塾大学大学院教授の前野隆司さんの共著『アドラー心理学×幸福学でつかむ! 幸せに生きる方法』(ワニ・ブックス、税込み1,650円)の紹介です。

この本は平本あきおさん から出版社のワニ・ブックスを通じていただいていました。

感想を羅列的に書くと、次のとおりです。

・平本さんと前野さんのコラボの妙が顕著です。
平本さんのアドラー心理学の講義に対して、前野さんが幸福学の立場、あるいは読者代表として質問し、平本さんが明快に答えています。

・平本さんが使うたとえ話とケースがとてもわかりやすい。

・勇気づけをアドラー心理学の個々の理論と結び付けているため腑に落ちやすい。

・平本式アドラー心理学がこの本にいかんなく発揮されていて、私としても「待ってました!」と言える本になり大歓迎です。
今まで平本さんがあまり語っていなかった子育ての分野にも及び、強くお勧めしたい本になりました。


「あとがき」で私のことにも言及の上、ご恵贈いただいた平本さんに心からの感謝を申し上げます。


さて、株式会社平本式 の 平本あきおさん と2022年1月4日(火)21:00から 新春YouTube Live 対談を行います。

YouTube対談・プロフェッショナルに聴く


11月14日に平本さんからこんなメッセージが届いたことがキッカケです。

岩井さん、お久しぶりです。
ふと朝瞑想中、帰国時はもちろん、35年間、ヒューマンギルドを通して、どれほどお世話になったか、感謝の気持ちが湧いてきてぜひぜひ恩返しがしたいので、私のYouTubeにゲスト登壇していただけませんか?
岩井さんやヒューマン・ギルドの魅力や歴史をインタビューして伝えたいです。

私は快諾しました。
そして、実現に及んだこの企画。

イベント主催者: 株式会社平本式 
公開  ・ Facebook利用者以外を含むすべての人
平本あきおChannel・YouTube Live 対談
今回のゲストはヒューマン・ギルド代表取締役 岩井俊憲さん

確認と申し込みは下記から
   ↓   ↓
https://fb.me/e/25bwurowk ← Yahooからなら入れます!

私も今からとても楽しみです。

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<お目休めコーナー> 12月の花(14)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

普段と違う書き出しをします。

私は昨年から今年に続いているコロナ禍は一種の戦争だという認識をしています。
敵の見えない戦争、新兵器を使われた戦争。
そして、時代を大きく変えることになる戦争。

この大きな経験は日本人としてしっかりと自覚しておかなければなりません。

私はこの経験を2つの四文字熟語で形容します。

1.【暗中模索】(あんちゅうもさく)
手がかりのないまま、あれこれとやってみること。暗闇くらやみの中で、手探りをして求めること

2.【不易流行】(ふえきりゅうこう)
いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと

(注)共に『三省堂 新明解四字熟語辞典』をもとに

さらには、2つに関連して本の紹介をします。

1.【暗中模索】

手掛かりのないままあれこれとやってみて、そろそろ出口が見えてきた感があります。
しかし、欧米や韓国の例では、いつまた感染の波が訪れるかわかりません。

そんな時期に『急に「変われ」と言われても』(熊野英一・杉山錠士編著、小学館、1,650円)を紹介します。

編者の2人が6人の話し手からコロナ禍の【暗中模索】の時期に「この先どうすればいいか?」を尋ねてまとめた本で、この時期に読んでもたくさんの「なるほど」が得られます。


2.【不易流行】

いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくためには「原理原則」を持たなければなりません。

影響力を持つリーダーにこそ「原理原則」が求められます。

『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の言葉』(岩田松雄、サンマーク出版、1,540円)は、大の読書家で「ミッション」をもとにした経営を推奨する著者が本からピックアップした51の言葉をもとに「原理原則」を示した本です。

今回はあえて詳しい内容を省略しました。

ご関心のある方はお読みください。

【暗中模索】と【不易流行】のヒントが得られます。

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<お目休めコーナー> 11月の花(19)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

一昨日の晩から読み始め途中でやめられなくなり、昨日中に読み終わった本を紹介します。

こんなに集中して読書したのは今年初めてです。

その本は『ミッション  元スターバックスCEOが教える働く理由』(岩田松雄、アスコム、1,540円)です。

岩田松雄氏は元スターバックスコーヒージャパン 代表取締役最高経営責任者などで活躍し、現在はリーダーシップ コンサルティング代表を務めています。

今年の7月にあるオンラインセミナーで短時間の講座を受けて感動し、「スターバックスは単にコーヒーを売っているのではない。人々に喜びを運んでいるのだ」という言葉に代表される「ミッション」がずっと心に残っていました。

そのセミナーでもこの本でも「ミッション」について次のように語られています。

広義のミッションは「経営理念」で、「ミッション」「ビジョン」「バリュー」を統合した概念

「ミッション」は「ビジョン」「バリュー」と共に語られますが、それぞれの意味を次のとおり表現しています。

「ミッション(狭義)」・・・・企業の使命や存在意義、何を達成したいかを意味するもの
「ビジョン」・・・・目指すべき方向性、将来あるべき姿のこと
「バリュー」・・・・企業の価値観、すなわちミッションやビジョンを、どうやって、何を大切にしながら達成していくかという行動の判断基準

この本では、「どうすれば人を魅了できるのか」(第1章)で読者を訴求し、著者が歩んだ「ザ・ボディショップとアニータ・ロディック」(第2章)、「スターバックスは単にコーヒーを売っているのではない」(第3章)でミッションについて深め、「僕たちは何のために働くのか」(第4章)で働く意味を問いかけ、「自分のミッションを作る7つのヒント」(第5章)以下でミッションを個人レベルまで落とし込んで書いてくれています。

途中に「奇跡」「感動体験」「ヒント」「習慣」が散りばめられ、私はビジネス書に久しぶりに感動を覚えました。

本当はもっともっと書きたいのですが、私の紹介を読むよりは実際にこの本を手に取ることを強くお勧めします。

ビジネスとしてではなく個人の成長を求める人のためにもお勧めです。

私は、この本に触発されて第15期 アドラー心理学に基づく 人おこし・組織おこしリーダー養成講座(集合型・リアル開催)によりミッション色を強めて展開することを決意しました。

第15期 アドラー心理学に基づく 人おこし・組織おこしリーダー養成講座(集合型・リアル開催)の詳細

※参加資格
1)ELM勇気づけトレーナー養成講座、SMILEリーダー養成講座、アドラー・カウンセラー養成講座、いずれかの修了者(ELM勇気づけリーダー養成講座修了者は参加資格に該当しません)
2)ヒューマン・ギルド会員
3)『アドラー流「自信」が生まれる本』三笠書房、王様文庫、600円+税を読んでいること 

講師:岩井俊憲
日時:2021年12月18日(土)10:00~17:00
受講料:33,000円(税込)、再受講:16,500円(税込、再受講はHG会員様限定、4名まで)。
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/787 から詳細確認及びお申し込みができます。 

また、ミッションに近づくためにあなたのライフスタイルをより有効活用するために次の講座もお勧めします。

ライフスタイルを物語で読み解く~世界に一つだけの物語(オンライン開催)
 
講師:佐藤健陽氏(佐藤たけはるカウンセリングオフィス代表、シニアアドラー・カウンセラー)日程:12月4日・5日(土日)それぞれ13:30~17:00
参加条件:アドラー心理学の基礎知識のある方に限ります。
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/783 から詳細確認及びお申し込みができます。

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<お目休めコーナー> 11月の花(6)



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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月21日)は学びと読書の1日でした。

まず学び。

オンラインで経営と心理をミックスさせた講座を受けました。

内容はとてもよかったのですが、2時間半の講座のうち2時間が講師による一方的なプレゼンのため途中居眠りしてしまったりして、「もう限界」と判断して退出しました。

50人近くの受講者がいて、どうなるかと期待したのですが、反面教師をして学びました。

現在オンライン開催のアドラー心理学ベーシック・コース(6日間)が進行中ですが、この講座の講師として永藤かおる講師 と私は従来よりも進化している姿をお見せできていると自負しております。

◆次回のオンライン開催のアドラー心理学ベーシック・コース は次のとおり開催します。

 日程:2021年10-12月コース 10月3.17.31日.11月14.28日.12月12日(全・日)
 時間:全日13:15-17:15 


さて、昨日は西加奈子の『おまじない』(ちくま文庫、620円+税)の中から『孫係』を読みました。

カミさんが強く「『孫係』だけでいいから読んで」と強く勧めてくれたからです。

小学校6年生の一人娘から見た祖父の滞在を巡る家族像の心理描写がすごい!

長野県で一人暮らしをしている美術史専攻の大学教授の祖父を母の強い主張により1カ月の同居から物語が始まります。

この物語の語り部は孫娘です。

うちに泊まることさんざん渋ったおじいちゃまを母親が「遠慮しないで家族なんだから!」の一言で決まった同居。

年に1度か2度、長野のおうちに遊びに行く関係ならよかったものの、おばあちゃんを亡くしても自立しているおじいちゃんと同居するのは、祖父も孫娘も気づまりです。

孫娘にとっては、血の繋がったおじいちゃまが家にいるのをおかしな感じを抱き、ため息をつくようになります。

ファザコンの母親はハイテンションなだけに余計、落差があるようです。

孫娘がリビングで「ひとりになりたいなぁ」と言っているのをおじいちゃまに聞かれたことから物語が急展開します。

おじいちゃまも同じ思いだったのです。

そこで2人は急接近。

ホンネトークが行きかい、お互いを「係」として「孫係」「爺係」とし、2人は忠実に、立派に係をこなすようになりました。

おじいちゃまが帰る日、ママが涙をぼろぼろ流しているシーンを見た孫娘は、ママだって「お父様のことが大好きな娘」をきちんとこなしていたと推測します。


これ以上内容に触れることはしません。

家の中でもある種の役割行動があるし、そのワークタスクを健全にこなせる「係」を任じるのも大切なことだ、ということをアドラー心理学の立場から改めて学びました。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月15日)は76回目の終戦記念日。
戦没者追悼式が行われていました。


「降る雪や明治は遠くなりにけり」
これは俳人・中村草田男が昭和6年、大学生だった時期にうたった代表句です。

令和の時代には「昭和」もまた遠くの時代のように思われるかもしれませんが、私たちは日本の長い歴史の中でも昭和の時代を忘れてはなりません。

そのためにも私は、2つの昭和史の本を紹介します。

1つは『昭和史 1926→1945』(半藤一利、平凡社、文庫972円+税)

「昭和の語り部」半藤一利氏による500ページにも及ぶ語り下ろしの本です。

「軍部の独走+統制の利かない政府+戦意を煽るマスコミ+熱狂に走った国民+開戦の歯止めになりきれずに戦争終結の役割を担った天皇=昭和史 1926→1945」の構図で語られています。

著者は、第2次世界大戦を「アホな戦争をした」と結論づけています。


もう1つは、半藤氏の『昭和史 』を「東京裁判史観に立っている」と批判し、マッカーサー元帥すら後に「自衛のための戦争だった」と証言していることも材料としながら別の歴史観を唱える『渡部昇一の昭和史』(ワック出版局、税込み1,100円)

私はある出来事に対する論評やメッセージを鵜呑みにするのではなく絶えず両極の立場を参考にしながら判断したいタイプなので、「昭和史」を読むために2つの立場の本を紹介しました。

ついでに、戦後史を知るために江藤淳の本も紹介しておきます。

『忘れたことと忘れさせられたこと』(江藤淳、文春文庫)

『忘れたことと忘れさせられたこと』は、日本がいわゆる「無条件降伏」をしたのではない事実を日本人自身が歪曲したことをさまざまな公的文書で明らかにしたもので、著者のもう1つの『閉ざされた言語空間』(文春文庫)― 戦後のGHQの検閲による言論統制と新聞社自身による自主規制がわかる本 ― と共に読むと、私たちが教えられてきた歴史認識が一変します。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日は21:00からYouTubeヒューマン・ギルド「アドラー心理学専門チャンネル」で

「生まれ順(誕生順位)でわかるあなたの性格傾向」

を配信しました。

https://www.youtube.com/watch?v=ExAu516-7DI

誕生順位を第一子、第二子、中間子、末子、単独子の4つに分類し、トラック競技のたとえながら、有名人の名前を出しながらそれぞれの性格傾向を示しました。

なお、一度形成された性格 ― アドラー心理学では「ライフスタイル」を使う ー が変わらないかというと、そう固定的に捉えていなくて、教育やカウンセリングを受けたり自覚的な努力を積み重ねることによって変わりうるとみなしています。

そのところは「性格は変えられる!アドラー心理学『ライフスタイル』を読み解く」をご覧になることをお勧めします。

https://www.youtube.com/watch?v=KmMofiVKqAE&t=50s

YouTubeヒューマン・ギルド「アドラー心理学専門チャンネル」はお陰様で総再生時間 4,200時間に達し、チャンネル登録者も1,900、一部のYouTubeには広告が付くようになりました。

 https://www.youtube.com/channel/
UCFSDEPGZ4kUu2a0EsTtWwmA/

今後が楽しみになっています。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月1日)のメイン・イベントは 劇団四季 の主力俳優 石波義人さんをお招きして 10:00~12:00に「わが役者人生に悔いなし!― 劇団昴、そして劇団四季で俳優を務めて」の対談イベントを行ったことです。

受講者27名ほどの参加者でしたが、比較的少人数ゆえの一体感が生まれました。

3部構成からなり、第1部はクレージーなほどミュージカル好きの、総合ファシリテーターの 番澤清美さん から現在在籍中の劇団四季での活躍にヒストリーをインタビューしていただきました。

現在でこそ、劇団四季「アラジン」のサルタン王として不動の地位を確保していらっしゃる石波さんですが、2010年に劇団四季に正式入団後も二度ほど契約解除(数日後と2か月後に復帰)になった話。
17人の東京藝術大学などの音楽大学出身者などの応募者からサルタン王に選ばれたいきさつ。
まずは 劇団四季 の厳しさが浮き彫りになりました。

さらには、劇団四季 の創設者に一人の浅利慶太氏の「慣れ、ダレ、崩れ、去れ!」の言葉(下のスライドの左上参照、当日の参加には配布)に代表される、妥協を許さない演出・指導ぶりが語られました。

初めて劇団四季のミュージカルを観に来た人に損をさせずに感動を与えて帰す使命が徹底している劇団四季 の主力俳優である石波さんは、「アラジン」の進化の秘訣を次の言葉で語ってくれました。

「毎日、相手役のセリフを後の展開を考えず、初めて会ったかのように新鮮に聴く」

そよ風のような「ブリージング」という雰囲気を示す言葉を何度も口にされていました。

この点を研修やカウンセリングに相通じるところとして受け止めました。

第1部では、 番澤清美さんの質問力の鋭さが印象的でした。


休憩を挟んでの第2部は私がインタビューの担当。

「なぜ演劇の道に入ったか?」については、大学生の時に 福田恒存氏(翻訳家・評論家・劇作家・演出家)に影響され、彼の主催する「劇団雲」に大学4年時に入団し、その後の経緯で劇団昴に所属するようになったようです。

役者としてイントネーションが極めて破壊されている栃木弁にコンプレックスを抱き、克服までに20年を要したことも参加者に強く印象が残ったようです。

私が今までに何度も聞こうと思っていて聞けなかった質問がありました。

「もし生まれ変わって自由に職業を選ぶことができるとしたら役者を選びますか?」

石波さんはためらうことなく答えました。

「もちろんです!」

小学・中学・高校・大学と石波さんの先輩である私は、石波さんが役者では生計が成り立たず、実家の燃料店に手伝いに行っていたことや、劇団四季に移っても新聞配達のアルバイトをされていたことを知っていたので、思い切って質問したのです。

そう答えるだろうとは、おおよそ推測していたものの、ここまで強く言い切ったことは感動でした。


第3部の質疑応答シーンでは、「俳優は人間修行」という福田恒存氏の言葉、「役を演じることは、より自分らしい自分になることで、そこには自分との対話が欠かせない」など、アドラー心理学を学び続けることと相通じるものがありました。


最終場面では、第2弾開催のご要望がしきりでした。

オリンピックの開催期間中にも関わらずご参加の方々、オンラインサポート役の 佐藤健陽さん(写真左下)、総合ファシリテーターだけでなく石波さんのZoomの指南役、長時間の事前打ち合わせ、当日のインタビュアーとしても大活躍の 番澤清美さん 、そして何よりも、なかなかこういう場に出にくい環境にありながら主役を務めていただいた 石波義人さん に心からの感謝を捧げます。

「わが役者人生に悔いなし!― 劇団昴、そして劇団四季で俳優を務めて」にご関心がある方には後日配信のアーカイブ録画申し込みがお勧めです。

ご参加の方は「アーカイブ録画」申し込み促進のご協力を。
申し込み先は、ご参加の方々の方式と同じです。
申し込み時は「アーカイブ録画」記載のほど

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<お目休めコーナー>8月の花(2)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨晩は20:00から 石波義人さん(劇団四季 俳優、写真右上)、番澤清美さん (写真下)と8月1日(日)10:00~12:00開催の「わが役者人生に悔いなし!― 劇団昴、そして劇団四季で俳優を務めて」の最終打ち合わせをしました。

配布資料「石波義人 わが役者人生 年譜」をほぼ完成し、石波さんご提供の貴重な写真の数々をパワーポイントに映し出して、両者を確認しながら進めていきました。

おそらくこれまでのイベントでここまで時間をかけたのは稀です。

石波義人さんの、一筋の、悔いなき人生を8月1日(日)に、あるいはカーカイブ録画でお伝えできるのが私と番澤清美さん((当日のファシリテーター 兼 の劇団四季時代についてのインタビュアー)の強い想いです。

劇団四季の創設者の浅利慶太氏の「慣れ、ダレ、崩れ、去れ!」という厳しい指導の言葉(下のスライドの左上、配布資料に全文)もご披露いただけます。

アーカイブ録画もありますので、当日参加の難しい方も是非お申込みのほど。

本日午前中をもって当日参加の申し込み期限とさせていただいていますが、急に参加したくなった方は私自身が土曜日いっぱい対応します。

◎劇団四季俳優の石波義人さんとの対談(オンライン開催)
 https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/905
 タイトル:「わが役者人生に悔いなし!― 劇団昴、そして劇団四季で俳優を務めて」
 日時:8月1日(日)10:00~12:00
 内容:劇団昴で本格的・伝統的な演劇の主力俳優を務め、その後、劇団四季のミュージカルで活躍されている石波さんから、演劇の魅力や劇団四季のミュージカルが心をひきつける秘訣などについて、俳優の立場から語っていただきます。
 発信方式:オンライン(Zoom)、または後日配信のアーカイブ録画もあります。
 ゲスト:石波義人氏(劇団四季 俳優)
 対談者:岩井俊憲
 総合ファシリテーター:番澤清美さん
 受講料:2,800円


もう1つの話題です。

愛知県海部郡蟹江町 民生児童委員(主任児童委員)の馬場俊夫様から蟹江町民生児童委員、子ども福祉部会の研修会で私ののユーチューブ動画について使用許諾をしたことに対してご丁寧なメールが届きました。

7月28日に研修会を開きましたのでご報告させていただきます。

(使用動画 不登校、登校しぶりにどう対応するか ひきこもりに小さなおせっかいを)

コロナ禍の為動画での研修は初めての試みでしたが良い研修会となりました。

当日の研修風景のお写真もいただき、また、このブログでのご紹介も許可もくださいました。

ヒューマン・ギルド配信のYouTubeをこんなふうに役立てていただけるのは、大変うれしく光栄なことでございます。

馬場様、ありがとうございました。


なお、8月配信のYouTubeヒューマン・ギルド「アドラー心理学専門チャンネル」は、次のとおりお届けします。

https://www.youtube.com/channel/
UCFSDEPGZ4kUu2a0EsTtWwmA

8月2日配信 生まれ順(誕生順位)でわかるあなたの性格傾向(岩井講師)

8月16日配信 アドラー心理学【目的論】(永藤講師)

8月23日配信 劣等感とのつき合い方(岩井講師)

8月30日配信 【レジリエンス】(永藤講師)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

このところご縁をいただいてClubhouseにご招待いただける機会がいくつもありました。

昨日(7月20日)は7:30~8:30に

 鹿田昌美(Masami Shikata)さん (翻訳家、70冊以上の翻訳実績)『「自宅だけ」でここまでできる「子ども英語」超自習法』

田中孝太郎先生(天才キッズクラブ 理事長)『天才キッズクラブ式 最高の教育』

と並んで『アドラー心理学 愛と勇気づけの子育て』でグローバル教育共和国で出版記念コラボルームにお招きいただきました。

たくさんの学びがあって、私はノートにいろいろとメモをしました。

私の話に「感動した」とメッセンジャーでお伝えくださった方もいました。

 

今朝は7:30から Clubhouse「 経営730」に出演します。

からお入りください。
中小企業診断士でもある岩井俊憲と経営と心理の両輪の重要性を語ります。
 
【経営×アドラー心理学】ゲスト>岩井俊憲氏(ヒューマンギルド代表)

前後のエピソードは明日のブログで書きますね。

そして、7月28日は『アドラー心理学 愛と勇気づけの子育て』(方丈社)の発刊を兼ねて20:30~ご招待を受けています。
なお、このことは数日後に詳しくお伝えしますね。

それでは、今朝の7:30からに備えます。

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こんにちは。
更新のタイミングがこの時間になってしまいました。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(7月10日)は感動に始まり感動で終わった1日でした。

1.始まり

9:45~11:45に「カウンセリング道場」(土曜日午前コース)を行いました。


(写真提供:梶田恵子さん

原田有果理さん がクライアント役を務め、春木めぐみさん  と 福平 さやかさん がカウンセラー役を担いました。

原田さんは、メンバーからも勇気づけを受け、私のコメントに対して大きな気づきを得られたようです。

そのことをブログに未来の自分から勇気づけられたカウンセリングを体験しました(【横浜】アドラー心理学勇気づけ講師&看護師 原田有果理)と書いていらっしゃいますので、ご訪問ください。

2.終わり

夕方は、カミさんと一緒にカレッタ汐留に出かけました。

目的は劇団四季のミュージカル『アラジン』観賞のためです。

何よりも超長年の知り合いの 石波義人さん(ヒューマン・ギルド会員)がアグラバー王国の王様の役で出演するからです。


  👆

心強かったのは「感動のナビゲーター」役を 番澤清美さん が引き受けてくれたことです。

2階にある「魔法のランプ」のところで記念撮影。

公演が始まると、感動の連続。

ご関心のある方は ミュージカル『アラジン』 をご覧ください。

私は今までこちらを見ながら余韻に浸っていました。

展開は観賞後です。

石波さんと落ち合い、新橋まで歩いて夕食 兼 打ち合わせ。

内容はヒ・ミ・ツ。

◆劇団四季俳優の石波義人さんとの対談(当日参加オンライン開催か後日配信アーカイブ動画)
タイトル:「わが役者人生に悔いなし!― 劇団昴、そして劇団四季で俳優を務めて」

日時:8月1日(日)10:00~12:00

内容:劇団昴で本格的・伝統的な演劇の主力俳優を務め、その後、劇団四季のミュージカルで活躍されている石波義人さんに、演劇の魅力や劇団四季のミュージカルが心をひきつける秘訣などについて、俳優の立場から語っていただきます。

発信方式:オンライン(Zoomによる当日参加かアーカイブ動画もあります)

ゲスト:石波義人氏(劇団四季 俳優)

対談者:岩井俊憲

総合ファシリテーター: 番澤清美さん

受講料:2,800円

申し込み: https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/905

※上記のURLの上・下に当日参加とアーカイブ動画のお申し込み案内があります。
それぞれの案内の下にあるお申し込みフォームから申し込みを入れてください。


なお、7月8日(木)配信のヒューマン・ギルドのメルマガの巻頭言にこんなことを書いています(一部改変)。

世の中にはアドラー心理学を正式に学んだわけでもなく、アドラー心理学を意識して生きているわけでもないのに、「相互尊敬・相互信頼」の態度で人に接する人がいます。
劇団四季俳優の石波義人さんがその代表例です。

石波さんは私の小学校、中学校、高等学校、大学の後輩で、大学時代には鹿沼稲門会のメンバーとしてかなりお酒を飲んで悪さをしていました。
その後、私がヒューマン・ギルドを起こしてやはり鹿沼稲門会のOB会でご一緒になり、当時、劇団昴の主力俳優であった石波さんから演劇の魅力や訓練メソッドを教えてもらい、その後かなりの頻度で「演劇ワークショップ」「自己表現ワークショップ」などをご指導いただきました。

石波さんはその後、劇団四季に移籍され、ご指導を仰ぐことはなくなったのですが、ずっとヒューマン・ギルドの会員を続けてくれています。

その石波さんが「ワークショップはともかく対談程度であるなら」とお引き受けくださったのです。
それが以上のオンライン開催イベントです。
生涯現役俳優の石波さんから演劇の魅力だけでなく「人間としての魅力」をお聞きしようではありませんか。

私は7月10日(土)に、劇団四季「アラジン」にサルタン王としてご出演の石波さんと再会すること、そして下記の対談が楽しみで仕方がありません。
皆さんにも是非、石波さんの魅力をお裾分けしたいです。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

妻からは ライン見てねと メール来る

昨日(5月17日)、オフィスにいるとカミさんからメールが入りました。

どうやらLINEにメッセージが先に送られていながら私の既読がついていなかったので、心配でメールをくれたようです。

コロナウイルスワクチンの大規模接種の受け付けが始まり、その申し込みを督促するメッセージでした。

15:30頃に家に帰り、LINEから申し込みをしたら、あっさり5月29日(土)に接種を受けられることになりました。

土曜日に中野区から接種券などが送られてきていたので、ちょうどいいタイミングでした。


夜は2つの輪読会のはしごをしました。

19:00からは中小企業診断士の勉強会「マネジメント・カウンセリング研究会」で『「アンコンシャス・バイアス」マネジメント』(守屋智敬著、かんき出版、1,540円)がテキスト。

21:00からは『家族カウンセリングの技法』(一光社、絶版)の輪読会『家族カウンセリングの技法』カウンセリング技術向上のためのABD読書会&勉強会 にゲスト出演、6枚のスライドを使って著者・訳者のこと、輪読会の意義、訳語についてのご注意をお伝えしました。

就寝前には、21:00配信のYouTube アドラー心理学専門チャンネル は、17日(月)21:00以降の配信で「勇気くじきになる【『なぜ』+否定】のメッセージ」を視聴しました。

目次 心さんとの上司・部下間のやり取りには思わず笑ってしまいました。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(5月9日)は、買い物とランチ20:00過ぎの2つのテレビドラマ以外は、わが夫婦は家庭内別行動でした。

カミさんはなんといっても「滝沢歌舞伎」。

私は主に、5月15・16日(今度の土日)から始まる名古屋開催のアドラー心理学ベーシック・コース のために、そして5月22日(土)の オンライン開催アドラー心理学ベーシック・コース平日6日間コース の3日目のために「精神的な健康」と「人間行動の理解ー不適切な行動」のプレゼン資料をリニューアルしていました。

名古屋コースの前半担当の三輪克子さんからは「相当バージョンアップしてますね。焦ります」というメールが入りました。

一気に大進化を遂げています。

あまり大きな声で言えませんが、前半だけ再受講してみると、その進化のほどが確認できます。

三輪さんもオンラインでしっかり学び、さらに電話でやり取りをすることになっています。


このような大進化の動機は「対話」的な営みにあります。

私は昨年コロナ禍のステージに入ってから一流の人たちとコラボイベント行いました。

さらに、さまざまな人からフィードバックを受けました。

このことで「創発(※)」が生まれたのです。

※「進化論・システム論の用語。生物進化の過程やシステムの発展過程において、先行する条件からは予測や説明のできない新しい特性が生み出されること」(『広辞苑』)

1999年4月末から5月上旬にモントリオールに行ったときにペルグリーノ博士から教わった”Plow it higher and deeper.”(高く、深く耕しなさい)の言葉をもとに「深く自己をかえりみる」内省をしたのです。

「ファシリテーション」に関する本を4冊ほど読んだことも刺激になりました。

「ファシリテーション」では2人の間の対話、組織内の対話を重視します。

ここでは、内容紹介は省いて、お勧めの2冊をご紹介します。

『ファシリテーション入門〈第2版〉』(堀 公俊、日経文庫、946円)

ファシリテーションの決定版と言っていい本でしょう。

心憎いくらいファシリテーションについてわかりやすく書いてあります。

私の本は付箋紙だらけになってしまっています。

『ストーリーでわかるファシリテーター入門』(森 時彦、ダイヤモンド社、1,650円)

「集団における知的相互作用を促すスキル」と著者が定義するファシリテーションを物語展開でとても分かりやすく書いてくれています。

カウンセリングに関心のある方は、個別カウンセリングのみならず「家族カウンセリング」や「グループ・カウンセリング」に役立てられますし、研修講師ならぜひ身に着けておかなければならないスキルがファシリテーションです。

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