シネマの森の迷走と探索

FBに投稿した映画作品紹介を整理し、再掲します。

☆は「満足度」(☆5個満点、★で補足)。

ピーター・チェルソム監督「Shall We Dance?」(アメリカ、2004年、106分)

2024-01-01 20:45:56 | 日本・2010年~

1996年に公開された周防正行監督「Shall We ダンス?」のリメイク版。

ストーリーの展開、役者の配置で周防版とほぼ同じ。アメリカ側スタッフの周防版に対するリスペクトが感じられます。ただし、本作にも十分独自性があり、面白い作品に仕上がっています。

舞台はシカゴ。

相続専門の弁護士ジョン・クラーク(リチャード・ギア)は、仕事・家庭に恵まれ、生活に何の不満もないのですが、単調な生活にもの足りないものを感じています。
帰宅の電車から社交ダンス教室が見え、窓辺に物憂げにたたずむひとりの女性ポリーナ(ジェニファー・ロペス)をみとめます。何度もその姿を見るうちに、ジョンは衝動的に電車を降り、そのダンス教室を訪れ、社交ダンスを習い始めます。家族にも会社にも内緒で。

ダンスの教師はポリーナでなく高齢のミス・ミッツィー(アニタ・ジレット)でした。ジョンはダンスには全く素人。体がうまく動かず、音楽のリズムにものれません。ところが、練習を繰り返すうちに社交ダンスに魅力の面白さがわかってきます。
ダンスの稽古中、教師の不慮でコートを汚されたポリーナと話す機会を得たジョン。しかし、軽い食事の誘いを咎められたジョンは、自己嫌悪に陥り、教室に通うのをやめようとします。

一方、ジョンの妻ビヴァリー(スーザン・サランドン)は、普段と様子がおかしいため、浮気を疑い探偵を雇いますが・・・。
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