原作は高知県出身の作家、有川浩による同名小説。
高知県庁に実存した「おもてなし課」を題材にした作品。
高知県は広大な自然をかかえながらこれといった観光資源がなく、そのため財政運営も楽でありません。
かつて観光産業を育てようとし、その目玉として「パンダを誘致しよう」と提案した清遠和政という男がいました。その突飛な意見に耳を傾けるものはなく、彼は異動を命じられ、結果、辞職することに。
それから13年。県庁「観光振興部」に「おもてなし課」が発足しました。東京の大学をでて県庁に就職した掛水史貴(錦戸亮)をはじめ4人の職員がいます。最初の仕事として高知出身の人気小説家の吉門喬介(高良健吾)に観光特使を依頼。引き受けてくれた吉門は、県庁には「民間感覚が足りない」と厳しい指摘します。そして、「外部から若い女性のアドバイザーを入れること」「(過去にあった)パンダ誘致論を調べること」を提案します。
掛水がパンダ誘致論を調べるなか、アルバイトの明神多紀(堀北真希)と出会い、彼女をアドバイザーとして採用します。早速ふたりで、かつてパンダ誘致論を唱え、聞き入れられず辞表をたたきつけ、いまは民宿を経営しながら観光コンサルである清遠和政(船越英一郎)を訪ねます。
清遠の構想は「高知県レジャーランド化構想」でした。自然を自慢するならそうすべき、と主張するのですが・・・。
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