井内利彰

競馬に携わってます

阪神マイル速報

2011-06-19 | Weblog
つい先ほど終了した阪神芝1600mの速報です。
というよりもダローネガの勝利報告になりました。

まずパドックを見た時の印象。
1番人気ディアデラバンデラは思ったより落ち着きがありましたが、なんだか集中し切れていない周回。
初めての場所ですから当然なのですが、断然人気という点を考えれば「どうなんだろう」という感じ。
また体もトレセンで見た時と変わりなく細かったので、馬体的な次走への上積みは微妙に思います。

結果的に1着、2着したダイワメジャー産駒はともに体はスッキリ。
特にダローネガは入厩した当初の「メジャーっぽい」ボリュームがいい感じに研ぎ澄まされていました。

最後の直線でなんとか凌いだところは「交わされたと思ったけど、また伸びたもんな」と佐々木先生も満面の笑みでした。

ちなみに注目していたマイネルアクロスは少し太く映ったので、これを使った上積みはありそうです。
攻めで気になっていたスペリオビーンは3着争いでしっかり伸びていたように、追われて使われて良さそうです。

そしてなにより驚いたのはダローネガが勝った後の北岑厩務員。
「喜びを爆発させる」という言葉はこの人のためにあるんじゃないかと思いました。
周りにいた厩務員もその様子を見守ることしかできないという、今までに目にしたことのないような光景でした。



この画像はその後の様子。
表情が少し硬直しているように見えると思いますが、やっと落ち着いたところなんです(笑)

とにもかくにも新馬勝ち、お見事です。