井内利彰

競馬に携わってます

栗東2歳馬ニュース110603

2011-06-03 | Weblog
昨日は公開ドラフトで指名した馬を中心に情報をお届けしましたが、今日は栗東入厩組の近況について。

まず中竹厩舎ですが、アシュヴィンとルリシュブールの2頭は現在ゲート練習中。
来週試験を受ける予定だそうですが、アシュヴィンが少し怖がりなところがあって少し心配なところがあるそうです。

すでにゲート試験に合格して6.1には坂路で15-15を消化したのがスタンドバイミー。
「初めてにしては動いたね。仕上がりは早いよ」と中竹先生。
現状では阪神か函館かという主戦場も決まっていないようなので、具体的なデビュー戦は明記できないものの「ダートを使うと思うよ」とのことでした。

安田厩舎からはダヴィードが「来週函館へ移動します」と先生から聞きました。
先生の期待するところが大きいため、現状では物足りないところがあるようですが「トビの大きな馬なので、坂路で調教するよりも平地でしっかり攻めていきたいと思います」ということで、順調なら芝1200mあたりでその姿を見ることができそうです。

ダヴィードとゲート試験も共にしたスノードンは「まだ緩さがありますね。きっちり結果を出したいので、じっくり時間を掛けます」とのことで、阪神開催でのデビューはないようです。

現状で期待度の大きかったスイートジュエリー(画像左、右はユリオプスデイジー)ですが「少しソエが出ました」ということなので、少し調教のピッチを緩めることになるでしょうね。

最後は村山厩舎からサトノインスパイア。
こちらは公開ドラフトで10位指名した馬ですが、期待度はもちろん上位。昨日、函館競馬場に入厩しています。

「あまり短い距離に適性があると思えないので、ゲートだけ合格させて適距離の番組まで放牧に出す可能性もありますが」と先生です。