井内利彰

競馬に携わってます

パパ厩舎の2歳

2008-12-26 | Weblog
昨日のブログに書いたように今日は池江パパ厩舎の話題中心に。

まずフォゲッタブルについてですが、私の方から話題を振らなくても、
「古馬相手でも動くなあ」と先生から話がスタート。

「いきなりエンジンを吹かしたらアカンから徐々に温めていくわ」
ということでこのまま順調なら予告通りの1.18デビューで大丈夫そう。

昨日の話になりますが、追い切り時計を騎乗していた敏行助手に渡すと、
「リズムがいい走りしてくれるから乗ってて気持ちいい。手綱を動かしたらその分きっちり前に進んでくれる感じで。走ってくれるよ」
と追い切りを消化するごとに評価は上がっています。

実は入厩当初の敏行助手はフォゲッタブルに辛口でした。
それがじわりじわりと評価されるようになっているということは本物じゃないかというのが取材の手応えです。

さて他で気になるところはゴッドフェニックス。
「一度仕上げているし、1月上旬には戻して下旬か2月には使いたいね」と先生。

放牧に出た理由としては、
「調教でしっかり走りすぎるところがあったのにセーブせずにやり続けた。その結果休ませないといけなくなってしまったんや。走る馬やのになあ、反省してます」
ということでした。

新馬を勝って、次!という時に放牧に出たのがダノンファントム。

「1月中旬には戻すわ。成長を促す意味での放牧。馬格からしたら500キロくらいあってもいいもんね。もっと牡馬らしい体つきになって欲しい」

ということなので、こちらも戻ってきてやり出せば意外と早く使えるかも。

最後は新馬6着のランズエッジ。

「気合が乗らないタイプだから競馬でも前向きさが足りないね。もっと走る気になってくれたらいいけど」

次走については「京都芝2200mですか?」と聞いたら「それでもいいね」という返事だったので、まだ具体的には決まっていない様子。
現時点で決まっているのは1800m以上で使いたいということだけですね。