井内利彰

競馬に携わってます

先生方のお話

2008-12-19 | Weblog
「余計なこと言うんじゃなかったな」

阪神JFで思わぬ惨敗を喫したアディアフォーンについて振り返る橋口調教師。

「中団より前につけて直線を向くまで追わないでくれって言ったんだよ。ツィンクルブライドの桜花賞みたいなイメージで。そしたらあんなにいいスタート切るんだもん、あれなら余計なこと言わなかったらよかった」

とにかく指示したことが惨敗の要因だったということです。

「放牧には出さずに紅梅S。次は巻き返せると思う」
ということですから、とにかく待っておきましょう。

昨日お伝えしたフォゲッタブル。
☆の数こそ増えませんでしたが、どうやら1.18か2.1の京都芝2000mでのデビューになりそうです。

「順調やったら最初の開催で使えるやろうな。2回の京都までやったら本数が多くなりすぎるわ。それにしても昨日の時計は2つも3つも速すぎるわ」と池江先生はやっぱり苦笑いでした。

先生と一緒にスタンドから階段を降りた直後に遠目にフォゲッタブルを見つけ、
「見てみ、風格のある歩きをしてるやろ。飛節がいいわ」
と自分で頷きながら笑みを浮かべる先生。

とにかくこのまま順調に進むことを願っておきます。

ちなみにダノンファントムはちょっと細くなったから放牧に出たみたいなので、年明けには戻ってくるでしょうが、すぐに使うというわけにはいかないかも知れません。

最後は馬券の話でエアタイタン。
土曜の中京9Rですが、このところが惨敗続き。

「休養明けは出遅れが敗因としても前走が分からない。勝った頃に比べると元気がないっていうのがユースケの話なんだけど」と庄野先生まで元気がない様子。

しかし個人的にはスムーズに競馬した時の方が自分の形に持ち込める馬だから、内枠に入って自分から流れをつくって競馬をすれば大丈夫ですよ!っていう話をしていたら、1枠1番。
「ユースケも気合つけて競馬しますって話してたから、これで駄目ならくらいの気持ち」と先生も元気になりました。

先生にはコーヒーをごちそうになったので、タイタンが1着で3連単が的中したら庄野一家をお食事にご招待します、なんて言っちゃいました。

もちろん先生は遠慮してましたが、これが現実になれば「イウチの恩返し」っていうタイトルでコラムでもつくりましょうか。