前回に続き大猷院ですが、二天門から少々長めの石段を上ると、石段の休憩用でしょうか踊り場のようなスペースがあります。
ここから下を見ると結構な高さを登ってきているようです。
一息入れて残りの石段を登ります。
石段の先は夜叉門です。
一般的にみる燈籠は石造りが多く、現にこの大猷院でも二天門からの石段踊り場から見える燈籠は石造りです。
ですが、夜叉門前の石段横には銅で作られた灯籠が立ち並びます。
通常あまり目にするものではなく、重厚な印象は受けるのですが、私はそれにも増して重苦しい感じを受けました。
夜叉門の奥には家光を祀る本殿があり、この夜叉門前後の四体の夜叉が守りを固めています。
この四体の夜叉は青、赤、緑、白で彩色されいますので、見た目にはとても綺麗です。
あまりにも綺麗な彩色なので、定期的に彩色のメンテがされているのかなと思っています。
パンフを読むと説明されているかも知れませんが、既成概念が先行しないように、いつも如く最初にパンフは見ない事にしていますので。
じっくりと見ていると、この夜叉門だけでも結構な時間になります。
大急ぎで本殿へと、本殿では参拝客のタイミングに合わせて禅宗でいうところの雲水のような方が説明をされていました。
説明の中身は一辺倒ですが、その中で破魔矢の飾り方について説明をしていました。
破魔矢は矢の先を上に向けて飾るのだそうです???
???は、破魔矢の飾りは羽の方に付いているため、殆どの方は、矢の先を下に向ける飾り方になるのではないでしょうか。
神社でも破魔矢の飾りは羽の方についています。???
本殿はお寺ですと云っていましたが・・・