光明院Ⅱ

2016年01月23日 | 日記

前回でも書いたが、重森三玲作庭といわれても、正直あまり期待はしていなかったのだが、ここ光明院の「波心の庭」はとても心に残る庭である。

寺院自体は、本堂・書院・茶室といった建造物から構成されているようである。

これらの建物は、庭を囲むように建てられている。

そのため、どの建物からも庭を見る事ができる。

茶室から見る庭。

本堂から見る庭。

そして意外なのが、書院から見る庭である。

吉野窓と呼ばれる丸窓を通して庭を見る事ができるが、窓に組み込まれた格子が実にいい働きをしている。

ただの丸窓では、ここまで庭の魅力を引き出すことはできないであろう。

書院のガラス窓越しに見える庭もなかなかいいものである。