桜の開花予想が話題に上り始める時節になってきましたが、当ブログでは梅の話題。
京都の南にある城南宮を訪ねた。
白河、鳥羽、後白河、後鳥羽といった上皇達により、一時政治・文化の中心となった土地である。
城南離宮、鳥羽離宮といった当時の離宮を想像するが、現在はそれらの面影を偲ばせるものは意外と少ない。
城南宮自体も、目を見張るような大きな建造物があるわけでもなく、方除けの神社として知られている程度である。
春秋行われる曲水の宴の模様が、TVでよく取り上げらられる。
神苑は中根金作の作庭である。
中根金作の作庭は、妙心寺退蔵院にもあるが、同じようにとても落ち着きのある庭である。
庭の良し悪しはよく存じないが、中根金作の庭は、私の波長と良く合う様である。
京都で梅の花というと、北野天満宮がすぐに浮かぶが、枝垂れ梅というとやはり城南宮であろう。
あいにくの雨模様であったが、梅・梅・梅の庭を堪能した。
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