湯豆腐 嵯峨野

2012年03月09日 | 日記

京都は豆腐の本場?とか。

それもあってか、湯豆腐を暖簾にするお店も多く、観光であちらこちらと歩いていると、結構この湯豆腐の文字を目にする。

こちらは嵐山で湯豆腐を看板にする嵯峨野だが、他の店と比較するとかなり大きな店構えである。

何気なく道を歩いていても、つい目にとまってしまうほど建物のデザインがいい。

あまりデザインがいいと、裏腹にお味の方が心配になる。

店内にはカウンター席や座敷もあるが、繁忙期でもない限り食事をするのは奥にあるはなれ屋のようである。

店内に入ると、まっすぐに離れへの通路があり、ちょっとしたお庭がある。

湯豆腐はこのお庭を眺めながら食べられる。

湯豆腐のセットを注文すると、よくもまぁこんなに造れるものだと感心するほどの、豆腐の料理が並ぶ。

肝心のお味はというと、味覚は個人差があるのでどうこう評価できないが、育った時代が時代なので化学調味料漬けの味ではなく、一応本物の味は知っているつもりなのだが、まぁ可もなく不可もなく一般的といったところだと思う。

また、個室でも頼まなければ、外見から想像しうる風情を味わうことは難しそうである。