駆け足での都七福神巡りの最終7番目は赤山禅院、京都の北の方にある天台宗のお寺です。
福の神は福禄寿で、あの長い頭の絵柄の神様になります。
効能はものすごく、商売繁盛、延寿、健康、除災とあります。
御所の鬼門に位置するとされ、御所をまもるために拝殿の屋根に鈴と御幣を持ったお猿さんが網の中で鎮座しています。
このお猿さんは、御所の猿が辻のお猿さんと向かい合っているといわれます。
境内には弁財天を祀るお堂もあります。
また数珠供養をするお堂もあり、その前には大きな数珠を模した輪があります。
この供養、護摩を焚くのだそうですが、んん、真言??このあたりが日本仏教のよくわからないなところですね。
でも比叡山のあの有名な千日回峰のひとつ「赤山苦行」は、この赤山大明神のためのものですね。
赤山禅院は今回初めて参拝しましたが、お寺自体は典型的な神仏習合ですね。
こじんまりとした森に包まれているためか、私としてはどちらかというと暗い印象を受けました。
これで七福神まいり満願です。
色紙を載せておきま~~す。
六月に入り、梅雨が近づいてきますね。
この時期は、あじさいの藤森や三室戸でしょうか、次回は三室戸にある浮舟碑をネタに、源氏物語宇治十帖でも巡りますか。
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