前回の慈光院は、奈良観光バス7時間コースの一番最後の拝観寺院だたっと思いました。
近鉄駅前の奈良観光バスの乗車券売り場は、昔から変わってはいないようです。
バスの乗り場もシンプルで、乗車券売り場の前から乗り込む形になります。
やはり奈良というと有名所は、東大寺と法隆寺ではないでしょうか。
このコースは、最初に法隆寺に向いました。
拝観寺院で一番遠いのが法隆寺で、セオリーどおりまずは一番遠いところへ向かいます。
出発時間も10時と少し遅めの時間設定です。
これは、法隆寺の拝観が終わると丁度昼時で、法隆寺で昼食をとるための時間に合わせているようです。
奈良を訪れた事が数年ぶりとなれば、当然法隆寺に足を運ぶのも数年ぶり以上となります。
法隆寺前の参道の風景は以前とあまり変化がないようですが、南大門をくぐると「おや こんな感じだっただろうか」と・・・
南大門に対峙する国宝の中門は工事中でテントが掛かっていたことも違和感の要因かもしれません。
少々横道ですが、コースでの拝観寺院の改修が多いことに少し驚きました。
大講堂を背景に、五重塔、金堂と並び立ちますが、観光のオフシーズンのためか境内は静かだなといった感じでした。
その恩恵か、ガイドさんについて回らなければなりませんが、混雑はなく落ち着いて仏像などを見る事ができました。
平安以降の仏像に見慣れていると、飛鳥時代の面長なお顔を拝顔すると、やっぱり大陸系だなと感じてしまいます。
建物に鎮座している仏さまは、御多分に漏れず撮影禁止です。
そこで、表から見える面白部分に目が行きます。