お彼岸 平等院

2013年09月22日 | 日記

お彼岸ですね。
お彼岸とは、俗に「向こう岸」ということで極楽浄土を指すようです。
この彼岸に対峙する「此岸」という言葉は現世をさしますが、一般にあまり知られていないようです。
岸が二つありますが、ここに流れる川はご存知の三途となります。

寺院の庭には、この彼岸、此岸を表現している所が少なくありません。
平等院もその中のひとつで、鳳凰堂が此岸なれば、池に映る虚像は彼岸を表現しているといわれます。

池に映り込むお堂を観ていると、なる程と頷くほどきれいなものです。

鳳凰堂は阿弥陀堂ですが、来迎の阿弥陀と云われるように、阿弥陀如来はお迎えの如来様です。
大きな阿弥陀堂で、当時の人が来世の安泰を祈った気持ちがよくわかります。

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