7月十日は、祇園祭の神輿洗いである。
十七日の神幸祭で渡御する三基の神輿のうち、中御座の神輿を四条大橋まで運び、鴨川の水で清め無病息災を祈願するものである。
祇園祭というと、一般には十七日の山鉾巡行が知れているが、そこは祭り、本家本元の神輿が渡御する。
神輿は、この十日から出番が来るまで八坂神社の舞殿で控えることになる。
昨年も、はんぱない暑さであった。
が、今年は昨年より早く梅雨明け、宵宮、巡行当日は想像を超える暑さになるやも知れない。
そうそう、蛇足であるが、蝉は梅雨が明けないと鳴かないそうである。
梅雨明けの発表前に、蝉が鳴きだしたとの情報を得た。
「梅雨明け」と判断したが、一日遅れて気象庁の梅雨明け発表となった。
自然の摂理は本当に不可思議かつ正確なもののようである。