京都冬景色

2011年02月13日 | 日記

年末年始の雪模様から始まり、今年は西日本も雪が多いようである。

春秋の花模様に彩られる京都もいいが、やはり京都観光で絶品といえば雪景色であろうと思える。

モノトーンに包まれる風情は、なかなか味わい深いものがある。

昨年も取り上げてはいるが、幾つかをまとめてアップしてみた。

今年は、まだまだ雪景色を見られる機会がありそうである。

法然院山門の雪景色である。

この山門の風景は、とにかく風情がある。

足利義政が建てた東山山荘にはじまる銀閣寺。

東山の高台から眺める雪景色は、当方にとってはめったに出会うことができない。

大原の里に佇む宝泉院。

盤桓園と呼ばれる庭園が、額縁となって名のとおり立ち去りがたい思いをつのらせる。

同じ大原の里にある三千院門跡、往生極楽院阿弥陀堂の参道。

なんともいいがたい童地蔵の姿である。

宝ヶ池の近くにある蓮花寺である。楓の枝が雪に垂れる。

桜、紅葉の時期は大勢の人で賑わうが、冬は訪れる人もまばらである。

書院からみる雪の庭園、入船はなにを伝えようとするのか。

なんといってもネームバリューは京都観光屈指の観光寺院、清水寺。

奥の院。

子安塔と、みごとな雪景色を奏でる。

ライトアップは、ねねゆかりの高台寺である。

開山堂からお霊屋へと臥龍廊が伸びる。

ほとんどの雪は、淡雪のように消えてしまう。

それだけに、目にとどめる時間もまた過ぎ去るのが早い。