関西思い出旅日記

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祇園祭本来の主役 御輿渡御

2010年07月04日 | 日記

祭りとなると、やはり御輿渡御が本来の主役である。山鉾巡行があまりにも有名になりすぎたため、御輿渡御が霞んでしまっている感がある。

 

御輿渡御見物は、地元の氏子さんが多いのであろうか??


夕方
5時を回る八坂神社前には、ぞくぞくと人が押し寄せてくる。周りを見渡すと、驚くところにも人の姿がある。




 

祇園祭では、いつも長刀鉾の稚児が話題にのぼるが、祇園祭の本来の主役稚児はこのお方、久世稚児である。祭り期間中は、神の化身とされ絶大な位をもつ。

 


昼間に行われる巡行と比べると静と動と真逆で、静の巡行に対して、この御輿渡御は荒々しい暴れ御輿の感がある。



 

久世稚児の御成りにつづいて、東、西、中御座の各御輿が八坂神社前に集結し、その後氏子町内を数時間かけて渡御し、四条寺町のお旅所に納まる。


 

多くの観光客は、山鉾巡行を見終えると引き上げてしまうようであるが、実にもったいない事である。機会があれば、是非この御輿渡御も見物してほしいものである。

 

祇園祭と日を同じくして、祇園夏祭りが祇園新橋で行われるはずである。普段静かな巽橋の周りがとても賑わっている。





あと二週間もすれば、山鉾巡行である。

今年の山一番は孟宗山。

残念だが、今年の祇園祭には行くことができない。