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自分に合うウイスキーを求めてVol.38(グレングラント)

【ちょっと一息】シングルモルト(グレングラント)

1か月ぶりのバー、ジョンオグローツへ出かけました。夕方、天気予報どおり、激しい雷と雨があり、雨宿りモードで寄ってみました。

今日は、イタリアで人気No.1の「グレングラント」をいただきました。
シングルモルト中でも輸出量が多いことから、生産量、販売量ともに世界No.2とも言われています。5年~40年物以上とひじょうに種類が多く、オフィシャル、ボトラーズともによく出まわっているようです。
前回のように、オフィシャル物を15mlとマスターお薦め物を15mlをテイスティングのように飲み比べしました。

◆まずは、オフィシャル「グレングランド10年40度」

グレングラント10年

「なんとも素直、爽やか」が最初の感想。色は薄いゴールドで、味わいはひじょうにすっきり、素直、麦芽の味なのでしょうか、余韻もいい気持ち、って感じですね。飲みやすいです

◆続いて、ダグラス・ラング社のオールドモルトカスク「グレングラント27年50度」1972年9月熟成開始、2000年瓶詰め、です。

グレングラント27年

注文して、すぐトイレに立ったんですが、戻って椅子に座ろうとした瞬間「なんだろう」、芳しい甘い香りがグラスの周辺を漂ってきたんです。普通はグラスに鼻を近づけて香りを嗅ぐのですが、30cm周辺、漂ってました。グラスに口をつけると「えっ、さっきと違う、また、今までとは異なる味わいだ、何なんだろう」という驚きの感想。色は濃い琥珀色、味わいは、甘いんだけど香ばしい、という感じです。
「熟成年数が重なるほど、樽の性質が強くでるんですよ」とマスター。なるほどこの香ばしさは樽の材質、焼き具合が出ていたんだ、と納得。いけますよ、これ
香ばしさと深い甘さの微妙なバランスが人気のポイントなんでしょうかね。

40分ほどいたんですが、なかなか雨が止まず、結局、大雨の中、帰路につきました・・・。

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