今日は、北海道新聞函館支社の「道新函館政経文化懇話会」が開催されました。元経済企画庁長官の田中秀征氏を講師に、「安倍政権の展望」と題して講演されました。
実際には、「展望」までいく前に時間が来てしまいましたが、経済通らしく、マイナス金利など金融緩和の話や、GDP値の話など、参考になる話を聞くことができました。
特に、GDP値の発表は、経企庁(現在は内閣府)長官を経験されていたからこと言えるのでしょうが、発表の時まで責任者にさえ知らされていないということでした。同時に、GDPや日銀短観は正確に状況を表していると述べていました。
今期のGDP値のマイナスは、個人消費が振るわないことが原因で、マイナス金利は経済専門家なら常に頭の中にあることだが、結果に責任をもてないから口に出せないのだと述べていました。
金融緩和したから景気が良くなるわけではない。一つの手段であり、補助的な役割でしかない。我々は今、①税負担、②円安、③実質賃金低下(4年連続)、④老後不安の四重苦に置かれており、その解決に取り組むことが何よりも必要なことだと説明しました。
時間がなく、質問できませんでしたが、安倍総理はいつ衆議院を解散し、総選挙に打って出るつもりなのか、その予測を聞いてみたかったですね。
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