いたちゃんの『なるほど通信』

函館市議会議員・板倉一幸が市政とまちの「なるほど」をお伝えしていきます。

スペシャリストのスタートラインです。

2013-04-08 23:09:25 | Weblog
 今日は、市内の小・中学校の入学式が行われましたが、先に、函館にある外国大学の入学式の話題をご紹介します。
 ロシア極東連邦総合大学函館校は、平成6年4月に、わが国初のロシアの国立大学の日本校として開校しました。平成18年には、文科省から、外国大学の日本校の指定を受け、他の大学への編入学、転入学や単位互換が認められ、日本の大学に準ずるものと認められました。
 本校はウラジオストクにあり、ロシア帝政時代に創設され、28の付属大学を有し、47の学部からなるロシア極東地域最大の総合大学であり、学生数は4万1千人、約1600人の教授陣お擁します。
 2010年には、本大学を中心にウラジオストク市内の大学を統合し、国立大学よりもステータスが上の「連邦大学」に昇格しました。なんと、キャンパスの面積は20ヘクタールだそうです。
 外交や外国との貿易はスペシャリストがいなければ成功しませんが、この函館校はこれまで、211人の卒業生を輩出し、ロシアのスペシャリストの卵を産みだし続けてきました。
 今日はその入学式で、ロシア学科5名とロシア地域学科5名の新入生が新たなスタートを切りました。写真は、函館校のイリイン・セルゲイ校長先生が、新入生代表に「知識へのキー」を授与しているところです。
 新入生は、北海道の2人を含めて全国各地から来ています(一番遠いのは、福岡県筑紫野市からです)。函館での新しい生活のスタートをお祝いし、スペシャリスト目指して頑張っていただくことを期待いたします。
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