地域公共交通の確保方策の学習会です。

　先日、赤字路線バスの国の補助金が減額されそうだと大きく報道され、事業者のみならず各自治体も、地域住民の足を守れなくなると大騒ぎになりました。
　結果は、国交省の方針が地方に正しく伝えられていなかったことが原因だったことが分かり、今年度は前年同様に交付されることになりましたが、次年度以降を保証するものではなく、国の方針次第ではいつでも減額されることがあることも明確になりました。
　今のバス路線は、利用者減少で、補助金がなければ運行できませんから、地域住民の移動を確保するためにも、その動向には注視していかなければなりません。
　今日は、交通政策基本法に基づいて、各自治体で策定が進む地域公共交通網形成計画や実施計画、また都市再生法による立地適正化計画などの必要性や取り組み状況などを論点に、広域交通について私の発言の機会もありました。
　今更ではありませんが、地域公共交通を守るため、地域住民の足を守るためには、国政や地方政治で、交通政策に理解してもらえる議員が必要なのです。参議院選挙もその戦いです。
　北海道選挙区の「徳永エリ」さん、「はちろ吉雄」さん、そして比例区の「もりやたかし」さんに期待しています。