(おおあたま/ のせてどぐうの/しゅうしかな)
「世界で一番好きな焼き物は?」と問われたら、迷わず「縄文土器」と答えるだろう。どういうわけか、私には古いもの程良く見える、そして、新しいものほど軽薄に見えてしまう。
岡本太郎が、確かパリで生まれて初めて縄文土器を見て「日本にもこんなに素晴らしい美術品があったのか」と感動した、という話があったが、全く同感である。
しかし、私に言わせれば、岡本太郎の作品は、縄文土器に遥かに及ばない、と思う。例えば、彼の「太陽の塔」は、明らかに土偶の模倣とも言える作品だ。
日本に限らず原始美術には、我々現代人が入り込めない厚い壁がある。その原因は、隔たっている数千年という単なる「時代」にあるのかもしれないし、彼らとの「生活の違い」によるのかもしれないし、生活から生まれる「信仰、宗教観や思想、価値観」かもしれないし・・・いづれにしても、古いものは面白い、分からないから面白い。
オミナエシ(女郎花)
カンパイ!
古いものの良さは、どこから来るのでしょうか?
土偶の愁いにカンパイ!
確かに、サワヒヨドリのようですね。
花の下、二か所が3枚葉で互生し、
3か所目以下6枚葉で輪生、
各箇所から脇花芽が出ています。
水辺に咲く、というので最初に除外していましたが、
高原でも咲くんですね。おどろきです。
縄文時代は、争いがなかったようだし、
文明が進むほど住みにくくなっていくような気がします。
縄文から学ぶのは、土器だけに限らないようです。
写真では葉の様子がよく分かりませんが、2枚ずつ対生しているならサワヒヨドリですね。葉が深裂し6枚輪生したように見えるものもあるようです。
私のところはサワヒヨドリだらけですよ。
縄文土器、丸い目に横線のあるタイプが好きですね。
縄文人、調べてみると今とあまり変わらぬ知恵と生活があっやようですよ。
精巧な丸木舟の7000年ぐらい前のものが発見されているし、石のアンカー石臼なども小田原久野あたりで出ています。