一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1752   澄み渡る晩秋の空宇宙まで   沙会

2016年10月22日 | 

 この句、秋晴れの空を眺め、宇宙まで思いを馳せて雄大だ。138億年前、ビッグバンによって生まれたという宇宙。拡大を続けるこの広大無辺の宇宙空間に、銀河や恒星は数知れず正に天文学的数字だ。

  この句に時間は言っていないが、夜に違いない。秋の四辺形、アンドロメダ座やぺガスス座、この頃は夜も更けるとオリオン座やスバルも上がって来る。北海道に来ている寒波が、そろそろ関東・東海地方にも降りてくるらしいから、そうなれば星座の観察には絶好である。

  ところで、星の観察に絶対お勧めの、実に有り難いサイト「stella theater lite」がある。星空に興味のある方は、是非ダウンロードしてご覧ください。現在の星空がどうなっているのか、1時間後、2時間後、明日は?などがすぐ分かる優れものです。

  ちなみに、唯今深夜2時半過ぎでは、薄雲が覆う空に下弦の月が明るく、星はほとんど見えない。

10月13日の十三夜の月


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