一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1675   春雨と霧の奥より駒鳥の声

2016年04月14日 | 

(はるさめと きりのおくより こまのこえ)

  今朝生まれて初めて、コマドリ(駒鳥)の鳴き声を聞いた。残念ながら、雨と霧に隠れて姿は見ていない。

 駒鳥は、スズメほどの大きさで「ヒヒーン・カラカラ」と鳴くと言われ、鳴き方が馬(駒)に似ているので駒鳥と呼ばれ「日本三大鳴鳥」の一つと言われている。  冬は中国南部に生息し、夏になると日本に渡って来て子育てする、燕と同様の夏鳥である。

 駒鳥は、「一沢一駒」といわれ、渓流に近いところにいることが多く、亜高山帯の渓谷や針葉樹林、混交林に生息するらしいから、今朝の駒鳥は、渡りの途中で奥湯河原や箱根方面にでも行くのかもしれない。「ここで子育てをして欲しい」と願うのは、虫が良すぎるだろう。

ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)

コメント (1)
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