Islander Works

書いて、読んで、人生は続く。大島健夫のブログ

時間

2010-07-07 20:55:04 | 日常のこと
今日というのは、昨日には明日だったわけです。しかし、この今日はまた明日になれば昨日になってしまいます。

嬉しいことも楽しいことも、辛いことも苦しいことも、時間が経つとみんな過ぎていってしまいます。それは幸いなこともあるし寂しいこともありますが、だからこそ人間は生きていけるのかもしれません。私は毎日体を鍛えてたくさん勉強して、あと最低50年、元気で働きたいと思っています。しかし一方で、ステージに上がるときや文章を書くときは、いつも、これが自分にとって最後に書いたものになるんだ、最後に読むものになるんだ、という気持ちに自然となります。人間なんてけっこう矛盾したものです。でも、矛盾しているおかげで自分を取り巻く世界がカラフルになることだって、もしかしたらあるのではないでしょうか。最近よくそんなふうに考えます。

さて、明日の夜は池袋でPoe-Triです。

詳細はこちらをご覧ください。

ご来場を心よりお待ちしております。

7月3日、詩のボクシング神奈川大会本大会

2010-07-01 19:37:52 | 告知
あさって、7月3日(土)はいよいよ詩のボクシング・神奈川大会の本大会だ。

昨年、私は敗者復活戦で負けたのだけれど、この負けは私にとってとても大きな負けだった。周りのみんなは「勝負は時の運だから」と言ってくれたけれど、何より私の心と、そして身体が、紛れもない負けであったことをよく認識していた。大会後、空手の試合でやられた時みたいに膝と首が痛くなり、しばらくまっすぐ歩けなかったのだ。条件反射の一種なのかもしれないが、あんなことは初めてだった。

しかし、おかげで私は制作に関して、それまでよりも自分自身と真剣に向き合うことができたと思う。あの日負けたという事実に、私は感謝している。そしてあれから一年が経った。また予選を通過し、本大会に進めたことはとても嬉しい。自分の好きでやっていることだ。誰とどんな試合になっても正々堂々と勝負する。

☆☆☆

2010年7月3日(土)
「第6回詩のボクシング・神奈川大会」

会場:関内ホール・小ホール
開場:12:00
開演:13:00

入場料:1000円(全席自由)

☆☆☆

全ての朗読の一瞬一瞬を精一杯生きてきます。