Islander Works

書いて、読んで、人生は続く。大島健夫のブログ

千葉詩亭・第三十回、ありがとうございました。

2014-10-20 20:20:57 | 出たもの
10月18日の千葉詩亭・第三十回、ご来場頂きました皆様、お心にかけてくださいました皆様、まことにありがとうございました。

30回目ということで多くの方からお祝いを頂きましたが、同じ回はひとつとしてございませんでした。「30回」という全体的なものに対してではなく、1回1回の積み重ね、そこでゲストの皆様、ご来場の皆様とともになにがしかの時空間を築くことができたことに対して、お祝いを頂けたものと解釈し、深く感謝申し上げます。

今回は名古屋から歌人・野口あや子さんをゲストにお迎えいたしました。



幽玄でしなやかでしっかりと血の通った、30分間の魅力的な朗読パフォーマンス。初めて短歌の朗読に触れた方の胸にも、その声、その言葉、その姿はしっかりと刻まれたのではないでしょうか。最高に贅沢な世界でした。

オープンマイクにご参加頂いたのは13名。登場順に、

中川ヒロシさん
あしゅりん
岬多可子さん
十詩子さん
渡部雅士さん
OOMさん
さとうさん
Satoru Senoさん
かとうゆかさん
川崎雄司さん
冨士山絢々さん
ジュテーム北村さん
三角みづ紀さん

でした。いつにも増して、様々なバックボーンを持つ様々な方々が様々な輝きを見せてくださいました。

大盛況のうちに開催することができましたことを心より嬉しく思います。今回は北海道から、また山梨からと遠方からのお客様も足をお運びくださり、初期の千葉詩亭にいらしてくださっていた方も多数いらっしゃいましたが、中学生だった方は高校生となり、大学生だった方は社会人となっておりました。
私にとっては、ひとりひとりがお暮しになっていらっしゃる日常の中で、この日この時、千葉詩亭という場所と時間をお選びくださったことそれ自体がほんとうに特別なことです。

時間というものはどんどん進んでいきますが、生きている人間にできる一番良いことは生きてゆくことなのだと私は思っています。次回の千葉詩亭は12月20日。いよいよ五周年を迎えます。人事を尽くしてその時間、その場所を用意することでご恩返しに代えさせて頂きます。それまで精一杯生きます。また皆様とお会いできますことを、心より楽しみにしております。