Islander Works

書いて、読んで、人生は続く。大島健夫のブログ

千葉詩亭・第二十七回、ありがとうございました。

2014-04-20 13:54:07 | 出たもの
千葉詩亭・第二十七回、小雨が降り気温も低い中、今回も地元から、そして遠方から、多数のお客様にお越しいただき、まことにありがとうございました。

ゲストは最近、スロヴェニア、スウェーデンとヨーロッパ各国の詩祭を転戦中の橘上!



私は彼の詩作、パフォーマンスを勝手に「炸裂イマジネーション屁理屈」と呼んでいるのですが、とにかく初めて詩を聴く人でも、そこで面白いことが行われており、声と言葉と音を媒介に、普段の日常では出会えないような世界を前にしていることがはっきりとわかるに違いなく、これなら文化や言語が異なる異国であっても、単に「芸」としてではなく、「詩」として何事かが伝わるであろうことを改めてしみじみと感じました。トラックを使用した疾走感溢れる朗読から、誰も予想だにしないトリッキーなところに落ちを持ってくる語りまで、あっという間の30分。ごちそうさまでした!

オープンマイクにご参加頂いたのは、登場順に

渡ひろこ
稗田恵一
川崎雄司
さとう
Satoru Seno
服部剛
……とある蛙
石井敦
芦田みのり
ジュテーム北村
rabbitfighter
最都優

の12名の皆様でした(敬称略)。今回は、かつての高田馬場のBen's Cafeを思わせるような顔ぶれが揃い、また、一方で初めて人前で朗読をする方もいらっしゃったのは嬉しいことです。

例によってオープニングは山口勲(今回よりイダヅカマコトから改名)、最後は私が「神さまの人生」を朗読いたしました。

千葉詩亭を運営する上で、いつも私が大切にしたいと思っているのは、「普段パフォーマンスをしている人たちのための集まり」に終始したくない、ということです。パフォーマーの側ばかりを向くことで、どんなにクオリティの高いものを提供しようとも、それは悲しいかな、「レベルの高い共食い」のようなものになってしまうことを私は恐れるのです。

日頃、ポエトリーリーディングやスポークンワーズといったものに親しんでいる方たちに楽しんで頂けることはもちろん、初めてその世界に触れる方、初めてそこに立つ方、初めてそこに来てくださった方にとって、「来て良かったな」と思って頂ける、そして「また来たいな」と思って頂ける時空間を提供できるように、今後とも努力してまいります。

次回、千葉詩亭・第二十八回は6月21日(土)の開催です。皆様、またTREASURE RIVER BOOK CAFEでお会いいたしましょう!



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大島健夫初の詩集「神さまの人生」と長編物語詩「みいらの世界」。

 

いずれも定価238円です。お心に何かがとまりましたら、ご一読頂ければ心より幸いに思います。

「神さまの人生」はこちらより、
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