Islander Works

書いて、読んで、人生は続く。大島健夫のブログ

新宿から江古田へ

2013-05-06 11:20:29 | 出たもの
5月4日(土)は新宿GOLDEN EGGで三木悠莉企画「パンチラ淫vol.3」に出演。イベント名はひどいが、大変面白かった。自分が展示品というか動物になったような気がする。三木悠莉というのは小型台風みたいな人で、ぐるぐるといろいろなパフォーマーを巻き込みながらイベントを作っている。そのぐるぐるの中に入っている人間が面白いのである。かもめのあなるも強烈だったしEnya-Sangも素敵だったが、個人的にはやっぱり、MELODY KOGAの、無意味なほどの歌のうまさに腹筋が戦慄した。いずれにせよこのパンチラ淫、存在する確固たる理由のあるイベントだと思う。

私は「踊れ」「うなぎ」「24時間スーパーの恋」を朗読した他、三木悠莉との共作でコラボ朗読もした。相手の読むパートを一連ずつ互いに書き合うという形式で作ったが、これも楽しい体験だった。

uraocb撮影【大島健夫 「うなぎ」】


5月5日(日)は江古田Poem & Gallery Cafe中庭ノ空で、佐藤銀猫企画「オープンマイクSherpa」の2周年の回にゲスト出演。二方向がガラスの中庭ノ空は、夕方になっても店内が明るい。オープンマイク参加者の皆様のパフォーマンスを見ながら、前にこのオープンマイクSherpaにゲスト出演した時のことを思い出す。あれは2011年6月26日、不可思議/wonderboyの通夜の日だった。あれからいろいろなことがあった。生きていくことは時には素晴らしく感じられ、時には辛いこともある。今この一瞬、お客様の前で朗読ができることの幸運を噛みしめる。

「神さまの人生」「うなぎ」「おはようございます、おじいさん」を朗読した。ジュテーム北村さんに「くるってる」と言われたことはちょっぴり嬉しかった。

次のライヴは5月11日、東京倶楽部本郷店で青木研治とツーマンだ。その次は5月19日、清澄白河のそら庵でON AIR Vol.6、5月25日は横浜の関内ホールで詩のボクシング。

どのステージもすべて、二度とはない、人生にたった一度のものだ。