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マーケティング研究 他社事例 480 「進化するプロジェクションマッピング 1」  ~様々なものに投影が始まっています~

2020-01-20 16:42:59 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 480 「進化するプロジェクションマッピング 1」  ~様々なものに投影が始まっています~


「照明が落とされた舞台の上で新体操の選手が舞いながらスティックを振るたび、スクリーンに映し出された光のリボンが素早く円を描く・・・」

この光景は、昨年7月に行われた東京五輪のセレモニーにて披露されました。

選手が降るスティックを光の帯が追いかけ続け、あたかもスティックにリボンが付いているように見えたようです。

これらの演出に用いられたのが、パナソニックが開発した「高速追従型」のプロジェクションマッピングシステムです。

これまで、プロジェクションマッピングは建物や壁など静止物への映像の投影が一般的でした。

それを動く物体にも投影できるようにしたのが、昨年披露された新技術でした。

仕組みはこうです。

スティックの先端に付けられた特殊なマーカーが赤外線の光を受けると、高感度カメラが位置を捉えたのち、プロジェクターが適切な位置を捉えたのち、プロジェクターが適切な位置を割り出して投影します。

わずか1000分の2秒という遅延で、肉眼では時間のずれを感じさせません。

2016年に技術が確立した高速追従プロジェクションマッピングは、当初、明るさが1000ルーメンとその場に少しでも外から光が入ると見えなくなるレベルで実用化には十分でありませんでした。

パナソニックは2018年に2万7000ルーメンまで引き上げることに成功し、今回の披露に至りました。

動体への投影ができるようになった事でエンターテインメントでの利用の幅は一段と広がります。

今までこうしたショーでは、ダンサーの側がプロジェクションマッピングの動きに合わせていたために身体への負担が大きかったようです。

高速追従技術が進化したことでプロジェクションマッピングの方がダンサーの動きに合わせることができるようになり、俊敏で躍動感ある高いパフォーマンスの実現が可能になりました。

パナソニックの担当者は「中国を中心に広がりを見せているeスポーツや体を動かす室内ゲームでも、応用できる場面は増えていく」と鼻息も荒いようです。

これまで主にエンターテインメントで使われてきたプロジェクションマッピングでしたが、高速追従型の進化によりその用途が広がっているだけではなく、技術の向上とともに産業や医療など多方面で使われるようになっています。

医療の世界で近い将来、実用化されそうなのが、「メディカルイメージングプロジェクションシステム(MIPS)」と呼ぶ手術支援システムです。

基となる技術は、東京五輪セレモニーで使われた高速追従プロジェクションマッピングと同じです。

日本の医療分野の技術の実用化を支援する、国立研究開発法人日本医療研究開発機構が開発資金を拠出し、数年前から京都大学、パナソニック、医療機器を扱う三鷹光器(東京都三鷹市)が開発をスタートしました。

MIPSが活用出来そうなのが、肝臓の腫瘍摘出手術です。

こうした手術では通常、医師が事前にコンピューター断層撮影装置(CT)で臓器内の腫瘍の位置を把握する必要があります。

最近では、近赤外線を当てると光を放つインドシアニングリーン(ICG)という色素を患者の体内に注入して、正常な部分を蛍光させることで、摘出すべき部分が分かりやすくなる手法も用いられます。

しかし、蛍光部分と非蛍光部分が分かる画像はモニターに映し出されるため、医師は患部とモニターの間で何度も視線を往復させねばなりません。

そして、モニターで映し出される映像を撮影するカメラも別の医師が手で持っているため、どうしても手振れが起きてしまうという欠点がありました。

肝臓は他の臓器に比べても軟らかく、ゴロゴロと動きやすいため、手術の難易度は高いようです。

そこで、開発が進められ、医療関係者から承認が待たれているのがMIPSです。

ICGを患者の体内に注入するまでは従来の方法と同じですが、違うのは、モニターに移すのではなくプロジェクターで患者の肝臓に直接投影する点です。

肝臓自体が正常な部分とそうでない部分に色分けされるので医師はモニターと患部の間で視線を行き来させる必要はなくなり、肝臓に視線を集中して手術に取り組めます。

高速追従の機能も備わっているため、カメラが継続的に位置を捉え続けることで肝臓が動いたり変形したりすれば投映も動く仕組みとなっています。

臨床の場ではすでにMIPSは使用されています。

ある医師が担当した手術では、従来の6時間から約4時間に短縮できたと言います。

「こうしたシステムの導入により、経験や勘に頼っていた手術が今までよりもスムーズに行われるようになり、患者の負担も軽減される」

三鷹光器は話します。

MIPSは世界初の画像技術で日本での実用化のあと、海外への展開も期待されています。

(続く)



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