スラムドッグ＄ミリオネア

映画の日なので、スラムドッグ＄ミリオネア を観てきました。



この映画を観て「詰まらない」と言う人は、まず居ないと思う。
座席に着いて、スクリーンに目を向けていれば、誰でもが楽しめるはず
いろんな要素が詰まっているのに、分かりやすくて面白い。
小難しかったり、理屈っぽかったり、複雑な展開だと疲れるだけだからな。
そして、ＣＧを使っていないリアルな映像からは臭気さえもプンプン臭ってきそうだ。

この映画を観ると、今の日本の格差社会なんて甘っちょろく感じてしまう。
インドって今も、こんな風なのかな？
ヒロインを演じた少女の 人身売買疑惑ニュース もあったしね。

最大の謎は、どうしてスラム出身で教育も受けていない青年が、クイズ＄ミリオネアの難問に
次々と答えることが出来たのか・・・・・・

不正を働いたのでは？と疑われ、警察で厳しい取り調べを受ける。

クイズ番組の進行に合わせて取り調べが進んでいくのだが、その過程で明らかになる青年の過去が
あまりにも過酷であった。

しかし、そんな境遇の中でも青年は初恋の少女を思い続け、それこそがクイズ番組に出場する目的だったわけで。

ファイナルアンサーは 『これは運命だった』
うーん・・・最後に一番欲しいものを手に入れたとはいえ、運命もなにもあったもんじゃないけどねぇ。

エンディングはみんなで歌って踊って、大団円 めでたしめでたし、インド映画万歳みたいなぁー

ともあれ、この映画は間違いなく傑作です。ぜひ、ご覧下さいませ。