To be continued.

                   
アイリスの気ままに紡ぐダイアリー

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

2009-02-11 21:57:01 | 映画(劇場)


ベンジャミン・バトン 数奇な人生 を観ました。

ずーっと昔に、似たような内容の本を読んだことがある。
そっちは、若返っていくのは女性だった。
山田太一の・・・・・・タイトルが思い出せないので調べたら、「飛ぶ夢をしばらく見ない」だった。
あり得ない設定なのに、妙に現実感があり、生々しくエロティックな印象が残っている。
映画化もされていたんだ!知らなかった
石田えりと細川俊之か、見た目が濃すぎ、ちょっと違うなぁー


80歳の老人の身体で生まれ、見た目は若返っていく男の物語。
一緒に時を共有できない男と女の切ない話でもある。

映画は想像していた展開とは随分と違うものだった。
この奇妙な状況を、周囲も本人も至って自然に受け入れて、あるがままに生きて行く。
うろたえて取り乱したり、恨んだり、嘆いたりしない。
何故なのだろう、不思議なんだよね。
幼い子供の頭の中では、みんなこんな風なのだと思っていたのか。
老人施設の前に捨てられ、たくさんの老人に囲まれて育ち、幼い時から身近に死があったから、
特別な人生観が出来上がったのかな。

見た目は逆行して若返っていくけれど、その時々に経験していく事柄は普通の人と変わらないような気もする。
赤ちゃんが立ち上がって歩けるようになり、成長して、女性・酒を知り、仕事に就き、自立、親の死。
恋愛、別れを経て、愛する人との間に子供が生まれて自分が親になる。

しかし、外見上の身体と精神の状況が一致しない。
老人に見えても心は子供、どんどん若返って最後は赤ちゃんの身体になるが頭脳は老化の一途を辿る。

ベンジャミン(ブラッド・ピット)とデイジー(ケイト・ブランシェット)の人生は、節目節目で交差する。

お互いに惹かれ激しく愛し合うが、一緒に暮らせる期間は僅かな間だけ。
愛する人と一緒に人生を歩んで行けないのは悲しいことだね。

それでも、二人の間には見た目とは関係無く、終生変わらない愛があった。
他の人とは全く違う時を歩んだ訳だけど、幸せな人生だったのかもしれない。
愛する人の腕の中で最期の時を迎えられたのだから。

上映時間167分、これは流石に長過ぎて途中で退屈した。
この映画には、何故だか気持ちがあまり動かず、傍観者的に観ただけだった。


習志野 梅林公園

2009-02-08 23:43:45 | 庭園・公園
そろそろ梅の便りも聞こえてきたので、梅林公園に行ってみました。

この場所は、自宅から割と近いのですが全然知らなくて、kiccyomuさんのブログ を読んで知った次第です。

今日は天気は良かったものの、北風がびゅうびゅう 体感的には寒い一日でした。





木によってバラツキはありますが、全体的には4~5分咲きくらいかな。
強風のため、写真を撮るのは一苦労
でも、園内には優しい香りが漂い、ひとあし早い春を楽しめました。





風が止まるのを、じっと待っているのは寒いよぉー
レンズ交換もせず、今日のところは100MACROだけで、そうそうに帰ってきました。




おめざフェア

2009-02-06 22:44:10 | 日記
船橋西武からクラブ・オンメンバーの方にと「寿司 下高井戸 旭鮨総本店」半額割引のハガキが来ていたので、
それならと食べに行きました。
確か以前に一度だけ来たことがあるな。
お寿司は小振りで、女性でも一口で食べられるサイズです。
お吸い物も付いているけれど、量的にはもう少し欲しいかも。



7階の催事場で はなまるマーケット・おめざフェア が開催中でした。

東京・恵比寿 <ベアホリック> ベアケーキ(15個入) 630円
  可愛いテディベアのホットケーキ。ふっくらと焼きあげた飽きのこない味です。(広告文)

桂三枝さんのおめざなんですって。

集合体の可愛さに参って、思わず買ってしまいました。
クマさんは、身長5cm/横幅2.5cm/厚み1.5cm
食べるのは、頭から足から・・・? これはパクッと一口で!
甘さ控えめ、どことなく懐かしい味、特別に美味しいと言うのではなく普通ですかね。
冷めてしまったので、このまま食べるよりもレンジで暖めた方が美味しかった。



東京・世田谷区 <プラチノ> アンジュ 1個 451円
  フレッシュチーズを使用したチーズムース。
  コクがあり酸味が少ない。自家製カシスジャムが絶妙にマッチします。(広告文)

はなまるマーケットで3回紹介され、97年度の年間ランキング1位に選ばれたとのこと。

水切りのため、ガーゼに包まれています。
フワフワ~!こんなの初めて。口の中で溶けちゃうー
チーズ好きな私としては、この軽さはちょっと物足りない。
濃厚なベイクドチーズケーキが食べたいなぁー

    

おめざフェアは、2月3日(火)~9日(月)までです。
他の階の売り場は閑散としていましたが、ここには人が集まっています。
それと1階のバレンタインチョコレートセンターにも、まだ一週間以上も先だというのに人だかりが出来ていました。
この時期でもないと一粒300円~400円もするような高級チョコレートは買えないので、色々と見て楽しみながら
購入することにしましょう
ついでに、自分用にも買っちゃおうかな・・・・・・


20世紀少年 <第2章> 最後の希望

2009-02-02 23:33:16 | 映画(劇場)
20世紀少年 <第2章> 最後の希望 を観てきました。

1作目を観たので、律儀に次も・・・という感じかな。
テレビで御丁寧にカンナのナレーション付きで「もう一つの第1章」を放送してくれたから、復習も充分できたことだしね。



2015年 “ともだち”は、教祖から神になった。
それにしても何の疑いも持たない人間ばかりのようです。
普通トリックか、入れ替わったと考えるでしょ。
おかしいと思っても口に出したら、「絶交」という名のもとに消されてしまうか・・・恐ろしい近未来だ

1作目で立ち上がった基地のメンバーたちも、50代になりました。
みんなバラバラになってしまいましたが、それぞれに“ともだち”と関わり続けて生きています。

今回、大暴れしているのはケンヂの姪・カンナ
正義感にあふれ、度胸満点、何カ国語も話せて、おまけに超能力まで持ってるの?

カンナ役の平愛梨も頑張っていたけれど、拾いものだったのが、カンナの同級生・小泉響子役の木南晴夏の天然ぶり
愛すべきキャラでお茶目だった。

で、分からないことは結局分からないままで、最終章が公開される8月まで待たされるのか。
“ともだち”の正体が原作とは違うという話もありますね。
マンガは読んでいないけれど、あちこち検索しているうちに正体は知ってしまったからな。
動機が分からない。まさか子供の時に泥棒と疑われたから、ってことだけじゃないよね。

まあ、どんな展開・結末になっても構わないのです。
久しぶりにアウトロー的ワイルドな魅力いっぱいのトヨエツが見られるだけで良し~

殊更どうこう言う映画でもないので、何かを楽しめればいいのでしょう。
わざわざ映画館まで足を運ばなくても、テレビで放送されるのを待っていても良いとは思います。