To be continued.

                   
アイリスの気ままに紡ぐダイアリー

HERO ★★☆

2007-09-14 20:55:08 | 日記
夏が戻ってきたかのような暑さです。
それに暇だし、映画でもね。

HERO を観に行きました。



あのラストシーン!しかも止まったままで終わり
韓国行きもスペイン語も、この事件そのものも、そこに至るためだったのか・・・・・・

いつものメンバーでも充分なのに、もったいないくらいの、すごい豪華ゲストです。
イ・ビョンホン、松本幸四郎、中井貴一、岸部一徳、香川照之、国仲涼子、綾瀬はるか、石橋蓮司、
古田新太、森田一義。

どうかと思う配役もありました。
タモリはねぇ・・・かなり印象を変えているけれど、お昼の番組のイメージが強すぎて。

テレビドラマの拡大版のような内容でした。
映画化しなくても、一時間のテレビドラマで充分です。
いえ、そっちの方が中身が濃くて見応えがありました。
毎週楽しみに見ていただけに冗漫さにガッカリというか、まぁ映画はそれほど期待していなかったからこんなものだろうと。

そのための前ふりが長いにせよ、久利生(くりゅう)検事の法廷シーンは、みものでした。

死亡した被害者の無念さに思いを馳せ、その婚約者の心情を思いやって代弁する。
熱く心を込めて語る木村拓哉は、真っすぐで男らしく、ファンならずとも見惚れてしまいました。

このドラマで、検事のイメージがずいぶん変わりました。
検事は弁護士の敵役、法廷で弁護士とやり合う姿しか思い描けませんでした。
弁護士は人情味に溢れ、検事は冷静沈着。なんて画一的だったんだろう

だから、自分で動き回って徹底的に捜査を行い、真実を突き止める検事は、新鮮な驚きでした。
そのうえで、犯人には自分の犯した罪をきちんと受け止めて欲しいと。
単に罰を与えるためだけの仕事ではないのだなと思えました。

相変わらず、城西支部の面々のチームワークは抜群
熱い久利生に巻き込まれていく様子は、お決まりでも見ていて楽しいです。

久利生と雨宮の恋の行方は、お互いがかけがえのない存在だと確認したということで。
仕事上のパートナーとしてだけではなくね。

続きも作ろうと思えば、いくらでも出来るけれど、どんなものでしょう・・・・・・



ランチはラケルでオムライスセット。映画の半券で10%offになりました。