My-boomよ、永遠なれ。

熱しやすく、冷めやすいお調子者のマイブーム日記…
いよいよ人生は佳境に“ラスト・クオーター・サバイバル”へ

目指すモノは星野撮影か星景撮影か…

2008-11-18 21:01:40 | スターウォッチ
いままでは星空+風景は単純に星野撮影と言うものだと考えていましたが、実際には星景撮影というのも風景+星空であるとの記述を読みました。

あえて「星空」と「風景」を前後させたのには訳があります。
星野撮影とは赤道儀に載せて日周運動をキャンセルさせて撮ったもので、星景撮影は三脚で地上風景を固定撮影し、星空に日周跡を残したものだそうです。

ある意味、星景撮影とは夜景撮影の延長なのでしょうか?
カメラがフィルム全盛期の時代から存在していたようで、よく日周運動での星跡を撮るのに何十分もバルブ状態で撮影をされたものを見たことがあります。

現在のようにデジタルカメラが中心だとそんなに長い露出時間をかける訳には行きません。
冷却CCDのような冷却システムがあれば低ノイズ化も可能ですが、通常の一眼デジ(当然コンデジも)では数分~7・8分が限度でしょう。ISOも800~1600位が普通ですよね。
<M42>

これは星を撮り出して半年位した時に自宅ベランダから撮ったもので、EOS20a+ミニボーグ60EDでRAWにて3分×4枚、12分×4枚をコンポジットしデジタル処置したものです。
ノイズやCMOSゴミの除去にダーク減算やフラット補正処理もしていますがいずれにしても露出時間はこれが限度でしょう。

風景を撮るのに長時間かけると完全な露出オーバーになるのは明白です。露出を絞れば星は写りにくい状態になります。
現在、デジカメで星景撮影をするには短時間露出×複数枚=コンポジット処理というのが主流みたいです。撮る枚数も半端ではなく数百枚という方もおられます。

無理は承知で単純にコンデジで「流れない星」いっぱいと「風景」を収めたいのです。それも出来るだけお手軽に!

そしてその妥協案として…
<CD-1C+>画像拝借

をチョイスしました。
この「0.5X」倍速がキモです。つまり許容範囲内で「星」も「風景」も流れているのだけれど分かり難い撮り方ということです。

逆に言えば使えないヤツになる可能性もあります。(涙)

取説には28mm(35mm判換算)で限界露出が約90~140秒とほぼ2分は行けそうです。またワイコンで21mmにすれば3分位まで行けそうなのです。

今度は「0.5X」倍速のテストも行うことになりそうです。