月や惑星を除いて夜空で一番移動量(見掛け上)の大きいのが赤道座標による赤道付近にある恒星です。
逆に極軸延長上にある北天・北極星付近の星は移動量が微細ですよね。
つまり撮る方角によって星も風景もブレにくい星野撮影をするには工夫がいるかも知れません。
今回はオリオンの一部やシリウスを南天近くで捉えていますので一番日周運動による星跡が長く出るものと予想しています。
この方角を上手く撮りきれればメドが付くかもしれませんね。
赤道儀の恒星時追尾コントロールを0.0X倍速(固定)、0.5X倍速、1.0X倍速で見てみます。
露出設定はISO100、F3.2、60sで行います。
<0.0X倍速>
<0.5X倍速>
<1.0X倍速>
この0.5X倍速は微妙ですね。シリウスは赤道より比較的低い所にあるので我慢出来るかもしれませんが、オリオンはほぼ赤道上にあるのでツライかもしれません。
<0.5X倍速全景>
風景は少しピントが甘い画像ぽくなっていますが何とか行けるかも…
ここで一段開けて設定をISO100、F2.4、30sにすると…
<0.5X倍速全景30s>
何とか許容範囲に収まる可能性があります。
取説には28mm(35mm判換算)で限界露出が約90~140秒…とありましたが、GR-Dの場合では赤道付近を捉えるなら30秒が限界で、北天付近を捉えるなら60秒でも使えるかもしれません。
む~、この辺が限界になるのかな?
ならばと少し強引だがコントローラの操作で変速の倍速に挑戦してみます。
基本設定はISO100、F3.2、60sとして
0.5X倍速(30s)+1.0X倍速(30s)→0.75倍速では如何か?
秒読みは単純に時計を見ての手動です。
<0.75倍速全景>
空気も澄んできたせいか結構な星が写るようになりました。
1.0X倍速では右側ビル外観の縦ラインにブレが結構目立ちますが、この合成倍速では余り目立たなくなりました。
ここはやはり0.0X倍速(固定)、0.5X倍速、1.0X倍速に加えて0.25X倍速と0.75X倍速を追加してもらうとかなり使えるのではないでしょか?
もっともこの手の機械モノに精通している方なら自作しそうですね。
さて、次のステージは実践の撮影に出ることにします。次は光害を気にしなくてもいいので近所でいいかな?
逆に極軸延長上にある北天・北極星付近の星は移動量が微細ですよね。
つまり撮る方角によって星も風景もブレにくい星野撮影をするには工夫がいるかも知れません。
今回はオリオンの一部やシリウスを南天近くで捉えていますので一番日周運動による星跡が長く出るものと予想しています。
この方角を上手く撮りきれればメドが付くかもしれませんね。
赤道儀の恒星時追尾コントロールを0.0X倍速(固定)、0.5X倍速、1.0X倍速で見てみます。
露出設定はISO100、F3.2、60sで行います。
<0.0X倍速>
<0.5X倍速>
<1.0X倍速>
この0.5X倍速は微妙ですね。シリウスは赤道より比較的低い所にあるので我慢出来るかもしれませんが、オリオンはほぼ赤道上にあるのでツライかもしれません。
<0.5X倍速全景>
風景は少しピントが甘い画像ぽくなっていますが何とか行けるかも…
ここで一段開けて設定をISO100、F2.4、30sにすると…
<0.5X倍速全景30s>
何とか許容範囲に収まる可能性があります。
取説には28mm(35mm判換算)で限界露出が約90~140秒…とありましたが、GR-Dの場合では赤道付近を捉えるなら30秒が限界で、北天付近を捉えるなら60秒でも使えるかもしれません。
む~、この辺が限界になるのかな?
ならばと少し強引だがコントローラの操作で変速の倍速に挑戦してみます。
基本設定はISO100、F3.2、60sとして
0.5X倍速(30s)+1.0X倍速(30s)→0.75倍速では如何か?
秒読みは単純に時計を見ての手動です。
<0.75倍速全景>
空気も澄んできたせいか結構な星が写るようになりました。
1.0X倍速では右側ビル外観の縦ラインにブレが結構目立ちますが、この合成倍速では余り目立たなくなりました。
ここはやはり0.0X倍速(固定)、0.5X倍速、1.0X倍速に加えて0.25X倍速と0.75X倍速を追加してもらうとかなり使えるのではないでしょか?
もっともこの手の機械モノに精通している方なら自作しそうですね。
さて、次のステージは実践の撮影に出ることにします。次は光害を気にしなくてもいいので近所でいいかな?